Windowsタブレットの実力 dynabook Tab VT484 レビュー (その2) [Windows (Windows Server)]
前回のレビューでは外観を見ていきましたが、今回は実際使ってみた感想を書いてみようと思います。
スペック
まずスペックをおさらいします。この手のWindowsの8インチタブレットと横並び状態なので各メーカーは差別化に苦労しそうです。
OSはWindows8.1 32bit
CPUはAtomZ3740 クアッドコアでクロック数は1.33GHz ターボブースト時には1.86Ghzまで上がります。
バッテリー駆動はおおよそ11時間
8.0型液晶ディスプレイは WXGA(1280x800)
メモリは2GB
重量は445g
SSDは32GBとなっています。
Atomは私もVAIO PやVAIO Zなどで利用していましたが、正直なところWindows XPではそれなりでしたが、Vista以降では相当しんどいと言うのが率直な感想でした。そんな悪い思いを持ちながら使ってみたのですが、使ってみるとこれなら十分使えるレベルだと実感しています。ベンチマーク的にはCore2Duoの2Ghzクラスと同程度と言う事ですが、Core2Duoが全盛だったらVistaの頃から比べるとOSも違いますしWebサイトもHTML5とjavascriptゴリゴリになって重たくなり一概に比べられませんが、感覚的には似た感じがしています。
とは言っても体がもうCore i5 やCore i7クラスに慣れているので同じような感覚で使うと反応がワンテンポ遅れるな…と感じますが、少なくとも以前のAtomで感じていたHD動画が再生できるのかどうか?などで悩む必要は皆無だと感じました。
Windowsタブレットの最大の特徴と言えばやはりデスクトップが使えることや、ブラウザでフラッシュプラグインが再生可能なこと、そしてOfficeがフルに使えることだと思うのです。フラッシュプレイヤーについては全く問題無いと感じましたが、デスクトップやOfficeの操作はやはり物理キーボードが無いと辛いです。
と言うのもソフトウェアキーボードはデスクトップでは後付け感満載で、非常に使いにくいのです。キーボードを出すとウィンドウサイズが変わってしまい、キーボードを閉じても元に戻らない点や、キーボードを出すとそもそも下の方で表示されていた内容は見ることもできないなど、もう突っ込みだしたらキリがありません。
この辺りマイクロソフトはどう埋めていくつもりなのか分かりませんが、現段階ではWindowsタブレットはキーボードは必要だと言うのが私の見解です。
ソフトウェアキーボードに関してはボロカスに近い評価ですがWindows7の頃に比べるとタッチの精度やタッチ感覚は劇的に向上しており、細かい操作を要求しなければ非常に扱いやすいと感じました。この辺りはdynabook Tabのレビューと言うよりもWindows8の問題ですね。
TOSHIBAのdynabook Tabを購入して良かったと感じたのはDLNA対応です。REGZAなどとの連携を売りだしていますので、SONYのnasneにも接続して録画済みのコンテンツやライブ配信を見れることも普通に確認できました。ムーブにも対応しているので、まだ試してはいませんが転送も可能だと思われます。こちらは予想外でしたが、タブレットでテレビが見れるのは普通に良いですね。
デザインは野暮ったく決してめちゃくちゃ軽いとも言えないのですが、結構持ちやすい印象です。
色々使ってみて8インチのWindowsタブレットは発展途上間な感じと、雑な感じは捨てきれませんが、悪く無いと思いました。いやこの荒削りな感じがとても楽しい。Windows7の頃の無理やりなタブレットの頃とは大違いです。ただ、そうは言ってもdynabook Tab と言う名前が付いていても東芝ならではの特徴的な部分があまり見つから無いのは事実でして、8インチのWindowsタブレットのVAIOが見たかったなぁと考えてしまう自分が居ました。
PDA工房 光沢タイプ 液晶保護シート 『Crystal Shield dynabook Tab VT484』(液晶保護フィルム)
- 出版社/メーカー: PDA工房
- メディア: エレクトロニクス
Acer Iconia W3-810P (Atom Z2760/2G/64G eMMC/8.1/Win8P(32)/APなし/シルバー) W3-810P
- 出版社/メーカー: 日本エイサー
- メディア: Personal Computers
Lenovo IdeaPad Miix2 8 (Atom Z3740/64GB/2GB/Win8.1/8型HD IPS/ブラック/Office H&B 2013) 59399891
- 出版社/メーカー: Lenovo
- メディア: Personal Computers
Lenovo IdeaPad Miix2 8 (Atom Z3740/32GB/2GB/Win8.1/8型HD IPS/ブラック/Office Personal) 59404411
- 出版社/メーカー: Lenovo
- メディア: Personal Computers
Windowsタブレットの実力 dynabook Tab VT484 レビュー (その1)
Windowsタブレットの実力 dynabook Tab VT484 レビュー (その2)
Windowsタブレットの実力 dynabook Tab VT484 レビュー (その1) [Windows (Windows Server)]
Windows8.1が登場してから8インチクラスのWindowsタブレットが盛り上がってきました。理由はWindows8にあった訳の分からないハードウェアの制限が無くなった事や、CPUであるAtomがZ3740から飛躍的に処理速度が向上した事などに理由があると思います。
色々なメーカーからAtom搭載の8インチのWindowsタブレットが発売されましたが、私が大好きなSONYのVAIOは結局出さないまま終わってしまいました。
そんな中どのメーカーのプロダクトを購入するのか迷いましたが、私が購入したのは東芝の dynabook Tab VT484です。国外メーカーと比べると多少割高ですが、それでもこのモデルを選んだのはTOSHIBAと言う安心感もありますが、今買うとなんとマイクロソフトのbluetoothキーボード U6R-00022 と同等の商品が貰えてしまうキャンペーンがあったからです。たとえタブレットであってもWindowsにキーボードは必須だと思っていましたので、これはチャンスだと思い決断しました。
デザインに関してTOSHIBAだからと言って国外メーカーより優れている点は正直なところ見受けられません。
強いて言えばこのTOSHIBAロゴぐらいでしょうか。
本体の厚さはまぁ並です。
裏面。滑りにくいとは思いますが、ブツブツが付いており決してカッコイイとは思えない。
この素材、以前レビューしたAndroidのREGZAタブレットとかなり似てます。好きなのかな。
少し細かく見ていきます。電源ボタンや音量ボタンはそれなりの押しやすさです。音量ボタンがわざわざあるのがタブレットっぽいです。
インターフェイスはHDMI(micro)出力、microUSB2.0、そしてmicroSDスロットとすべてがマイクロサイズ。あと、ヘッドホン端子が付いています。
本体の下にはスピーカーが付いていますが音はボリュームを上げると割れ気味であまり良くないです。
裏にもTOSHIBAロゴがありました。
カメラは背面は800万画素
フロントには200万画素と両サイドに付いていました。
ちなみにXperia Z Ultra と比較
今回は外観を中心にお届けしましたが、次回は実際使ってみた感想を書いてみようと思います。
PDA工房 光沢タイプ 液晶保護シート 『Crystal Shield dynabook Tab VT484』(液晶保護フィルム)
- 出版社/メーカー: PDA工房
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Lenovo IdeaPad Miix2 8 (Atom Z3740/32GB/2GB/Win8.1/8型HD IPS/ブラック/Office Personal) 59404411
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Windowsタブレットの実力 dynabook Tab VT484 レビュー (その1)
Windowsタブレットの実力 dynabook Tab VT484 レビュー (その2)
VAIOでSONYのストアアプリがインストール出来なくなってしまった。 [Windows (Windows Server)]
Windows8から登場したストアアプリ。VAIOにもソニーオリジナルのストアアプリがプリインストールされています。
その後も様々なソニーのオリジナルアプリが追加でリリースされてきて、そろそろストアアプリも本気で使えそうな気がしてきていました。
そしてついに大本命とも言えるPlayMemories Mobileが登場しました。
あのレンズスタイルカメラなどがWindows PCから操作できるようになるのです。
これは試すしかない!と思いVAIO Proでインストールしようとすると
あれ? 「申し訳ありません。このアプリはお使いのPCでご利用いただけません」と表示されてしまいます。VAIO Fit でも同じでした。
流石にこれはおかしいと思ったのですが、思い当たるのはWindows 8.1をProにアップグレードしたことでした。
Windows Vistaからプロダクトキーを入れるだけで簡単にWindowsに機能を追加できるのです。これがかなり便利。
で、色々調べてみたのですがビンゴでした。
上のWebページに小さい文字で「Windows 8.1 がプレインストールされている PC を購入し、後からその PC に Windows 8.1 Pro Pack、Windows 8.1 Media Center Pack をインストールする場合は、Windows ストアを通して PC 製造元からその PC 向けに提供されているアプリはインストールできなくなります。 」と書いてました。
どうもメーカー製のストアアプリのインストールの判別はプロダクトキーだけで行っているようです。
つまりプロダクトキーを入力してアップグレードしたらメーカー製のストアアプリはインストールできなくなるのです。VAIOの場合、ソニー製のアプリはたとえVAIOでもインストールできなくなります。めちゃくちゃですね…
これ、Windows9が将来リリースされた時、どうするつもりなのでしょうか…今の仕様ならどうしようもないと思います。
ちなみにアップグレードしてしまった!!何とかして欲しい!金返せ!!って場合どうしたらいいのでしょう?なんとVAIOのホームページに救済措置が書いてました。
…リカバリーしましょう… 俺でも言えるわ(怒)
Windowsのストアアプリはこれ以外にも色々と制限が多すぎると思います。これはレアケースかも知れませんが流行らない理由のひとつなのではないでしょうか。早くこんなユーザーにとって不利益でしかない仕様は変更して欲しいと思います。はっきり言って今はお金を払ってアップグレードした人が不便になるなんて理不尽極まりないです。
プロのためのWindowsストアアプリプログラミングガイド 新システムへの対応とプログラム実装のポイント
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HTML、CSS、JavaScriptによるプログラミングWindowsストアアプリ (Microsoft Press)
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作りながら覚える Windowsストアアプリ プログラミング
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Windows Server 2008 R2 をインストールした後にやること。 [Windows (Windows Server)]
今回のエントリーは自分用のまとめみたいなモノです。
自宅のサーバーはなぜかセットで鼻毛カッターが付いてきた鼻毛サーバーことNEC Express5800を使っていましたが、長年電源付けっぱなしで掃除もしていなかったために、ついに起動できてなくなってしまいました。蓋を開けると凄いホコリでビックリしました…たまには掃除しないといけないですね。
で、この際だと思って眠っていたVAIO RCの筐体の中身を取り除き、Express5800の中身と総入れ替えを行いました。私は自作PC等の経験が無かったので、苦労しましたが、色々な人に助けて貰い何とかVAIO RCの中身を入れ替える事ができました。その節は堕電子ブログにはお世話になったのは言うまでもありません。
結果的に物凄く静かになりましたし、何しろVAIOですのでカッコ良くなって大満足しております。
OSであるWindows Server 2008 R2もクリーンインストールしたのでまた設定をしなくてはいけません。毎回同じ事をやっているのですが、いつも検索している事を良い機会なのでまとめてみました。
1.リモートデスクトップのポート番号を変える
リモートデスクトップのポート番号を変えて、遠隔からPCを操作する時に少しでもセキュアにするため、デフォルトのポートを変更します。
レジストリエディタを起動してHKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Terminal Server\WinStations\RDP-Tcp から PortNumberを開きます。
10進数で適当な数値を入れましょう。
2.パスワードポリシーを変更する。
初期設定ではパスワードポリシーの要求が高過ぎますので、緩めます。
ファイル名を指定して実行で、 gpedit.msc と入力します。
ローカルグループポリシーエディターが表示されますので、コンピュータの構成 >ポリシー >Windowsの設定 >セキュリティの設定 >アカウントポリシー >パスワードのポリシー で好きなように変更します。
3.IEのセキュリティレベルを変更する。
これまた初期設定のままだと、IEのセキュリティレベルが高すぎるので面倒極まりないので、変更します。
サーバーマネージャーにある IE ESCの構成をクリックして、セキュリティ効果の構成を変更します。
ここから後は何をしたいのか?で変わってきます。私の場合はIISやファイルサーバー、プリントサーバーの設定をしていますが、R2以降はウィザードで簡単に出来るのでメモる必要すらなくなりました。
標準テキストWindows Server 2008 R2 構築・運用・管理パーフェクトガイド
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ひと目でわかるMicrosoft Windows Server 2008 (マイクロソフト公式解説書)
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Windows7でネットワークドライブのパスワードを覚えさせる。 [Windows (Windows Server)]
Windows8が話題ですが、毎回Windows7をクリーンインストールする度に、忘れてしまっているので、自分へのメモです。
私の場合、自宅にサーバーを置いていますが、そのサーバーはファイルサーバーも兼ねています。そのため、クライアントPCからはネットワークドライブとして使っているのですが、Windows7になってからパスワードを覚えるようにしても全く覚えてくれなくなりました。
はっきり言って不便極まりないのですが、ちゃんと対応する方法があります。
1.資格情報マネージャーの表示
コントロールパネルを開いて、検索ウィンドウに「資格」と入力します。
検索結果の一番上に”資格情報マネージャー”がありますので、そちらをクリックします。
すると資格情報マネージャーが表示されます。
2.汎用資格情報を削除
汎用資格情報のところに、保存したはずの情報が表示されていますので、それをクリックして削除します。
結論から言うと汎用資格情報だとダメなのですね。
3.Windowsの資格情報に追加する。
「Windows 資格情報」の右手にある「Windows 資格情報の追加」をクリックします。
Windows資格情報の追加画面が表示されますので、アドレスとユーザー名、パスワードを入力します。
4.確認
Windows資格情報に追加されているのを確認します。これで、再起動しても、いちいちまた認証を聞かれなくなります。
感想
Windowsってバージョン上がる度にネットワーク周りの認証や接続が不安定になったり仕様が変わって罠に嵌るのですが、Windows8ではどんな罠があるのか?気になります。何も無ければ良いのですが、また面倒な事になるかも知れないですね。
できる大事典 Windows 7 Starter/HomePremium/Professional/Enterprise/Ultimate
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Windows 7 上級マニュアル ServicePack対応版
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