SEL70200GMレビュー [α/Cyber-shot/Handycam]
α7Ⅲが発表されてフルサイズ用のEマウントレンズが売れているようです。α7Ⅲの感想はまたの機会に書きたいと思っていますが、そんな中、私はSEL70200GMを購入しました。いわゆる大三元の望遠側です。GMレンズはSEL2470GMに続いて2本目になりました。
パッケージはかなり大型
Gマスター。色々と賞を取っているようでロゴがついてました。
Gマスターレンズにはおなじみなのでしょうか?大きなキャリングケースが付いています。ただ、これかさ張るのであまり好きじゃないです。
冊子類です。
このソフトキャリングケースは単品販売されていないですが、5千円以上はするでしょうね。
レンズも大きいですがレンズフードも大きい。ちなみに私にとってはじめての白レンズです
三脚座もついていて、これは簡単に取り外しもできます。
スイッチ類も豊富。フォーカスモードスイッチ、フォーカスレンジリミッター、手振れ補正、手振れ補正モードスイッチが付いています。フォーカスホールドボタンは縦横についていて非常に便利。
このレンズの良いところのひとつとして最短焦点距離が0.96mと望遠レンズなのにめちゃくちゃ近いところ。またズームしてもこれ以上伸びないのも良いです。
SEL70300Gと並べてみました。いやー大きい。
さっそく撮りに行ってみましたが、もう開放で撮るのが楽しくて開放ばかりにしてしまいました。今度撮りに行く時は気を付けないといけませんね。
ただ、事前に知ってはいましたが少々ボケがザワついていると感じる部分もありました。キレキレな描写と両立と言うのは少々酷な要求かも知れません。
途中ファインダーで逆光で太陽の形なども確認してみたのですが、非常に綺麗で逆光耐性もよさそうです。
多少重たいですが、さすがGMレンズ。かなりお高いですけど、これから桜の季節などに非常に活躍してくれそうです。
SEL85F18 レビュー(外観編) [α/Cyber-shot/Handycam]
レンズを久しぶりに買いました。フルサイズ対応SEL85F18 です。
でも、買うまで結構悩みました。もともと明るい単焦点レンズが欲しかった事もあって以前にSEL50F18Fを購入したのですが、はっきり言うとあまり使っていません。AFが遅いのもありますが、あまり必要となるシーンがないのが一番の理由です。
で、今回も色々悩んだのですが、最近ちょっと綺麗な風景写真ばかり撮るのも飽きて来た事もあって、スナップ向きなレンズが欲しくなったことがありました。良くうまい人の写真を眺めているのですが、どうも望遠気味で撮られている方が最近多いと思い、85ミリを購入した次第です。
SEL85F18はフォーカスホールドボタンも付いているし、評判もかなり良いです。さて、実際どんなものなのか数日使ってみたので、レビューしたいと思います。
パッケージ
パッケージは極めてシンプルでコンパクト。
85ミリだと1.4のGMレンズもありますが、価格は3倍近く異なります。
開封
広げるといきなりレンズ。
GMとかツァイスとかGレンズばかり買っていたらこの手のシンプルな梱包に驚きます。レンズケースが無いのは意外と不便なのですよね。
冊子類
中はこんな感じ。
レンズはプチプチで包まれているだけです。
本体
レンズ本体を取り出してみました。
オートフォーカス、マニュアルフォーカス切替スイッチも付いています。
そしてフォーカスホールドボタン。
フォーカスホールドボタンは瞳AFに割り当てる事も出来て非常に便利。ただ、レンズ毎にボタンの位置が微妙に違うので、私は若干違和感あります。
レンズの前玉。フィルター径は67mmなのでいうほど大きくないです。9枚羽根です。
Gレンズやツアイスのような金属の塊のような質感はありませんが、そこそこ質感は良いと思いました。
SEL50F18Fと比較します。かなり大きさ違います。
質感も結構違う感じ。でもどちらもかなり軽いです。ちなみにSEL85F18は371g
α7R3に取り付けてみたところ
フォーカスリングは結構なめらか。心地いいです。
最後に2470GMと比較してみます。
GMの圧倒的な大きさ…
まとめ
このレンズの外観で最大の特徴はフォーカスホールドボタンが付いている事だと思います。このクラスのレンズで良くつけてくれたと思います。
レンズそのものは非常にコンパクトで持ち運びやすいです。かなり扱いやすいレンズだと感じています。
AFはちょっと迷う時もありますが、それなりに高速。SEL50F18Fのような遅さは皆無です。ダブルリアモーターのおかげですね。
最短焦点距離がやや遠く08mなので近くのものは撮れません。
85mmなのでそこそこ距離を取って写真を撮るケースが多くなりますが、距離感はつかみ易いと思いました。
次回は撮影した写真などを掲載しながら、ボケや逆光耐性など見ていきたいと思います。
α7RⅢ ILCE-7RM3 レビュー(開封編) [α/Cyber-shot/Handycam]
昨年末購入した商品のレビューが溜まっています。まずは一番大きな買い物になったα7RⅢからレビューしていきたいと思います。
まずは開封レビューから。
パッケージはいつものαと変わりなく、上から開けるタイプです。
この下にマニュアルなどの冊子類が入っています。
広げると初めに見えるのは保証書。
冊子類すべてです。
マニュアルは一通り読むと新たな発見があったりしますね。
もう片方は電源ケーブルが入っていました。
さらに二を広げるとストラップが見えます。
私はこのストラップは使わないです。でも今使っているのはそろそろ買い換えたいところ。
右側を広げてみました。
入っていたのはバッテリーチャージャーBC-QZ1。α7R3は本体でUSB充電ができますが、バッテリーチャージャーもついています。
さらに下を広げるとケーブル類が見えます。
取り出してみました。
α7R3からUSB type-C とマイクロUSBの両方が付いているのですが、これはUSB type-Cケーブル。
ケーブルプロテクター。多分使うことはない気がします。
ストラップが入っていた奥にも何かあります。
バッテリーパック NP-FZ100 でした。いわゆるZバッテリーです。
そしてやっと本体が登場
こんにちはα7RⅢ
付属品含めて全部出したところです。
至って普通な感じです。過剰な梱包の方が所有感は満たされますが、邪魔になるだけですし、エコでもないのでこれぐらいが丁度良いのかも知れませんね。
次回は外観を見ていきます。
α7RⅢ レビュー ファーストインプレッション
α7RⅢ ILCE-7RM3 レビュー(開封編)
GIZMON Utulens レビュー [α/Cyber-shot/Handycam]
「写ルンです」の持つ魅力的な描写を、各種ミラーレスカメラでも楽しむことができる、薄くて軽いパンケーキレンズとして話題のGIZMON Utulens ですが、昨年私が購入した中でワーストバイにしてしまいました。あくまで私が使うのにはワーストであっただけで、そんなに悪い商品ではないと思います。
今回はそのGIZMON Utulens で撮影した写真などを紹介しながらレビューをしたいと思います。
撮影はすべてSONY α6000 です。
このレンズですが、32ミリの単焦点、F16固定で最短焦点距離は1メートルになります。
物理的にフォーカスをあわせるのは不可能に近く、パンフォーカスでパシャパシャ撮る感じになるので、特に何も考えなくても撮れます。フルサイズなら32ミリ、APS-Cであれば48ミリとほぼ標準的な焦点距離なのも撮りやすい理由の一つだと思います。ただ、最短焦点距離は1メートルなので、寄れないからテーブルフォトとかには向きません。スナップ向きです。
上の写真は購入した翌日に通勤前の京都駅周辺でパシャパシャと撮影しただけなのですが、十分ノスタルジックな雰囲気が簡単に出せていると思いました。GIZMONのサンプルよりはマシに撮れているんじゃないでしょうか(笑)
パッと見なかなか良い感じに思いましたが、撮った後の写真を見ると自分には満足度が低かったです。確かにノスタルジックな雰囲気は出せてますが、表現するには物足りなく、ピントもちゃんとあわせられないのが微妙にストレスになり、これならば安いオールドレンズ買った方がまだ楽しくて綺麗な写真撮れるだろうなと言う結論に至ってしまいました。やはり私はカメラで撮ったからにはちゃんとして残したい気持ちがあるようです。このレンズで撮った写真はあまり残したいとは思えませんでした。
ある程度買う前から分かっていたのですが、半分はネタで買ったので不満はありません。
と言う訳で個人的にはワーストバイでしたが、この懐かしいような古めかしさが気に入った人には買いかもしれませんね。特に最近は若い子の間で写ルンですが流行っているそうなので、持っているカメラに取り付けたら結果的に安上がりになるのではないでしょうか。
α7RⅢ レビュー ファーストインプレッション [α/Cyber-shot/Handycam]
気が付けばもう2017年も終わろうとしています。本来であればもう年末のベストバイなんて言っている時期ですが、今年買った商品をまだ全部レビューできていません…
と言う訳で、後半購入した商品を駆け足でレビューしたいと思います。
まずはα7RⅢでしょう。
α9とα7Ⅱを売却してα7RⅢを2台購入した訳ですが、暫く使ってみて感じたファーストインプレッションをお届けしたいと思います。
外観に関してはα7Ⅱ系とα9を融合したような感じで今までのα7と同じ雰囲気を保っています。ここは賛否両論あるでしょうが、私は気に入っています。ただ、フラッシュが付いていないところなども同じで、個人的にはポップアップ式のフラッシュはあった方が良いかなと思っています。
操作性などはα9とほぼ同じで非常に使いやすくなりました。特にマルチセレクターは優秀でここに拡大を割り当てるとファインダーの見易さと相まってもう他は使えないぐらいです。
ただ、一点困った点がありました。それはSDカードの消費量がすさまじいことです。4240万画素で快適に撮影できてしまうため、想像以上のデータ量で32GBぐらいならすぐ無くなってしまいました。慌てて128GBのSDカードを買ったぐらいです。
気になっていた高感度耐性やAFはα9とほぼ変わりなく購入して正解だったなと感じています。
ただ、ピクセルシフトマルチ撮影は撮影にも時間がかかるし、完全に停止していないといけないのでなかなか撮影チャンスがなく、さらにソニー純正のソフトウェアであるImaging Edgeでしか合成できないのですが、これが非常に重いソフトで積極的に使うことはこれからも無いかなぁと感じています。
いずれにせよ、非常に使いやすくかつ、性能も必要十分でこれから良い相棒になってくれそうです。