多機能すぎるハイエンドモデル BRAVIA HX920 レビュー(機能編) [BRAVIA/BDレコーダー]
BRAVIA KDL-46HX920のレビュー3回目はその多彩な機能について広く浅く見ていきたいと思います。かなりの多機能で全て把握するのはなかなか簡単ではないと思いました。
新メニュー
今シーズンのBRAVIAからはクロスメディアバーが廃止されました。かわりに採用されたのが上のメニューですが、基本的にはほとんどクロスメディアバーと同じでそんなに違和感無く使えると思います。ただ、見て頂くと分かると思うのですが、横に並ぶアイコンの数が多くどこに何があるのかやや分かりにくいと思いました。
さらに上で言うとチャンネルリストを表示させると、また画面がひとつ変わるなど階層を踏んでいる場合も多々あります。ここはクロスメディアバーの方が直感的だったかも知れません。
番組表
BRAVIAの良い所のひとつに番組表が見やすいと言うところがあると思います。HX920も見易さは変わっていませんでした。
もちろんカットインも可能です。
ネットチャンネル
スマートTVについては各社模索している段階ですが、そのうちのひとつとして良く注目されている動画配信サービス。ソニーではSonyTabletなどでも利用できるVideo UnlimitedがBRAVIAでも使えます。
コンテンツはまぁまぁ増えてきている印象。HDコンテンツも沢山あります。
プレビュー再生も可能でした。
レスポンスはそれほど良く無いですが、以前のBRAVIAのアクトビラやTSUTAYA TVよりも全然良い印象です。アクトビラは二度と使う気になれない代物でしたが、Video Unlimitedぐらあいならアリかも。でも、もう少し早いと更に良い感じです。
イケテないのが、アカウントを持っていてもPCなどから登録しないと見れない点。これはビックリしました。最悪レベルにユーザーに優しく無いです。
その他には例えばYouTubeにも対応しており、HD動画の再生も可能です。ユーザーインターフェイスは昔のBRAVIAと変わっておらずあまり使いやすくは無いです。
ただYouTubeのHD動画をBRAVIAで見ると全然違う迫力がありました。PCでは良くあるCPUのパワー不足にある遅延も無く実にスムーズ。これは価値あります。
他にも3Dコンテンツだけ集めていたり、3D対応TVならではの工夫もあります。3Dは無料で見れるのでかなり楽しめるはず。
アプリケーション
これもスマートTVの一環なのですが、TVなのに様々なアプリケーションがあります。BRAVIAには機種にもよりますがフェリカがリモコンに内蔵されており、電子マネーが使えます。
ブラウザも搭載されていました。Flashが使えなかったり、リモコンでの操作性もイマイチであまり積極的に使いたいとは思えないです。他にはSkypeなども搭載されています。
お馴染みのアプリキャストもあります。これはPCで言うデスクトップガジェットのようなもので、古くからあるサービスなのでアプリも結構多彩。
スマートフォン連携
Media Remoteなるアプリをスマートフォンにインストールすると、なんとスマホからBRAVIAが操作可能になります。ほぼ全ての操作が可能でたまげます。
個人的には文字入力も出来てしまうのは物凄く強力だと思いました。TVのリモコンだと文字入力が大変ですので。何でもTVでやるのではなく、スマホやタブレットと連携しながらスマートTV化を目指す方が良いのかも知れませんね。
twitterとかもできちゃうのです。そのままスマホのtwitterアプリでツィートした方が早いと言う突っ込みは無しでw
DLNA
DLNAクライアントの機能も付いています。こちらも以前のBRAVIAにも搭載されていましたが、再生できるサーバーの種類などが限られていましたが、HX920では我が家でサーバーとして使っているTVersity Mdeia Serverも利用できました。これは嬉しい。
人感センサー
人感センサーもBRAVIAの機能のウリのひとつです。このHX920は更に進化したインテリジェント人感センサーになっています。なにが凄いってカメラで子供か大人などを判定しさらに近づくと消えたりする機能まで搭載しています。上のキャプチャーの右下に表示されているのがカメラの映像です。子供が居る家には大きなメリットになると思いました。
設定
設定も実に多彩です。これは本当に凄くいっぱい。
その為なのか、BRAVIA本体に電子取説が付いていました。
前回モーションフローだけで1エントリーになりましたが、画質・映像設定と音質・音声設定だけでも1エントリーに余裕でなるぐらいのボリュームなのでざっくりといきたいと思います。
画質・映像設定は基本的にはシーンセレクトでおまかせしてしまうのが通常の使い方になると思います。ただ、シーンセレクトを切にすると実に本格的に設定できてしまいます。
これはまた後日書いてみたいですね。
設定は本当に細かく、難しいですが自分好みの映像には仕上げられると思います。黒がグッとしまり、コントラストが非常にある綺麗な映像はX-Reality PRO搭載かつ直下型LED部分駆動の力。但し設定を怠ると実力を出し切れないのも事実。難しいです。
音質・音声設定は映像に比べると大分少ないです。
まとめ
実はここで紹介している機能で全部では無いのです。USB録画機能もありますし、ネットワーク機能はご紹介仕切れないぐらい。本当に実に多彩な機能を持っているTVだと言うのがお分かりになられたでしょうか?
現在、電話の次はTVだ!と言わんばかりにテレビの次世代化が進んでいます。GoogleTVやAppleTVなどはその典型ですね。BRAVIAもその波に乗るかのように本当に多機能になり、アプリの搭載や動画配信サービスを受けられるようになったり、スマートフォンから操作できたりと、スマートTV化を模索している段階だと思います。
まだBRAVIAだけでなくどこの会社も完全にスマートTVになりきれていない発展途上段階なので、この辺りはまだまだUIに課題が多いですが未来を感じる事ができるのではないでしょうか?
気になる画質と音声についても設定項目は非常に多く、自分の納得するまで設定ができます。特に画質の設定は本当に細かい。これはまた後日何かしらレビューできればお伝えできれば良いですね。
これだけの機能があると気になるのがレスポンスですが、随分良くなってきました。普通にTVを見るには全く問題無いです。新UIはまだ爆速まではいかないですが数年前のBRAVIAのようなイライラは解消されつつあると思いました。
BUFFALO USB2.0 外付けハードディスクドライブ 2.0TB HD-CL2.0TU2/N [フラストレーションフリーパッケージ(FFP)]
- 出版社/メーカー: バッファロー
- メディア: Personal Computers
BRAVIA 最高峰 HX920 レビュー(外観編)
BRAVIA HX920の16倍速モーションフローの実力を検証する。
多機能すぎるハイエンドモデル BRAVIA HX920 レビュー(機能編)
コントラストに圧倒されるBRAVIA HX920シリーズレビュー(画質編)
BRAVIA HX920シリーズで3Dを見てみた。
Sony Tablet と BRAVIA のおいしい関係
BRAVIA最高峰 HX920シリーズ レビュー(まとめ編)
コメント 0