ソニービルでVAIO SE シリーズを見てきた [vaio]
毎回、VAIOが発表をされると当ブログでは簡単に雑感を書いていましたが、今年の秋モデルで一番気になっていたのがVAIO SEシリーズです。
15.5インチでフルHDディスプレイを搭載し、2kgに満たない重量とその薄さはまさに初代VAIO Zに通じるものがあります。これはちゃんと実機を見てから感想を書こうと思っていました。先週、銀座のソニービルで実機をちゃんと見る機会がありましたので、写真と共にご紹介したいと思います。
見た感じは本当に大きくなったVAIO SB(SA)シリーズです。
15.5インチと比較的大きいサイズなのですが、結構薄く、ちゃんとヘキサデザインになっていました。
液晶を開いたところ。シルバーモデルはキーボードもシルバーです。
キーボードはもちろんバックライト採用。そして、テンキーが付いています。個人的にはテンキーとスペースキーの間が窮屈なので、無理してテンキーを付けなくても良かったのでは?と思いました。パームレストとキーボード部分は継ぎ接ぎがなく、アルミ素材でとても高級感があります。
ただ、タッチパッドはやや左よりになっているのですが、サイズが大きいためホームポジション時に右の手のひらがタッチパッドに当たります。これはWindowsでは操作ミスを誘発するので、タッチパッドの位置はあまり褒められないと感じました。
VAIO Sシリーズ伝統のバッテリー駆動を伸ばすSTAMINAモードと、外付けGPUを利用するSPEEDモードの切替ボタンもあります。切替はもちろん再起動を必要としません。モバイル用途を考えられているのが良くわかります。
裏側。バッテリー内臓タイプですが、やや継ぎ接ぎがあります。ただ、この手のサイズでフルフラットなボディは珍しいですね。
入出力端子類は全て右側に集中しています。主なモノは全て揃っている印象ですが、できれば左右に振り分けた方が、良かったような気もします。特に有線LANは本体のど真ん中と言う、据置きで使う事も想定される15.5インチでは信じられないような位置にあります。
SBやSAではヒンジの弱さが気になりましたが、SEも基本は同じ作りなので、似ていますが、マシにはなっている印象でした。
SEシリーズはシルバーの他にブラックも用意されています。ブラックもカッコイイですね。重量は2kgを切りますが、片手でもつにはやや重たかったです。
右側面はドライブしかありません。ドライブはBDディスクが選択可能です。
ブラックモデルはバックライトキーボードが冴えますね。
液晶ディスプレイはIPS液晶を採用し、さらにフルHDディスプレイ。まさに非の打ちどころがないレベルです。ちなみに展示機のWindowsのエクスペリエンスインデックスは6.7と非常に高い数値。
まとめ
想像通り、VAIO SEは非常に完成度の高いモバイルノートだと感じました。大画面高解像度ディスプレイ、光学ドライブを備えながらモバイルが出来ると言うコンセプトも”何もあきらめなかったモバイル” 初代VAIOノート Zに近いものを感じます。
ただ、SAシリーズをそのまま大きくしただけの部分も多く、端子類の配置などはこのサイズを活かしているとはあまり思えず、決してキーボードのスペースに余裕がある訳でも無いのにテンキーを付けてしまっている部分などは、ややユーザビリティを犠牲にしている気がして勿体ない気がしました。
そうは言っても15.5インチでここまでカッコ良く軽くて高性能なノートPCはなかなかありません。さらに脱着式の裸眼3Dパネルもオプションで用意されているなど、まさに仕事にもプライベートにも持っていて自慢できる使いやすいノートPCの誕生を感じました。
SONY 縦置きスマートケース ホワイト VGP-CKVS1/W
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: Personal Computers
BUFFALO ノートPC用ACアダプター 90W 19.5V SONY BSACA01SO19
- 出版社/メーカー: バッファローコクヨサプライ
- メディア: Personal Computers
ソニーストアでVAIO SAを見てきた
ソニービルでVAIO SE シリーズを見てきた
ソニービルでNEX-7 を触ってきました。
CEATEC JAPAN 2011でPlay Station Vita を触ってきた。
Android搭載 ウォークマン Z シリーズ ファーストインプレッション
VAIO S (SE) シリーズレビュー (開封編)
VAIO S (SE) シリーズレビュー(外観編)
VAIO S (SE) シリーズレビュー(ディスプレイ編)
VAIO SE (VPCSE) をクリーンインストール
コメント 0