S-Masterを搭載したウォークマンAシリーズ発表 [ウォークマン]
ソニーがウォークマンの新製品を発表しました。
AシリーズとSシリーズ、所謂ミドルクラスのウォークマンなのですが、Aシリーズは最高峰のXシリーズのユーザーを怒りと嫉妬に狂わせそうなぐらい意欲的な魅力のある製品に仕上がっています。
今回のAシリーズは、なんと言ってもその高音質、高画質をメインに、あくまでポータブルプレイヤーとしての機能に特化した作りに非常に好感が持てます。
ウォークマン史上最高モデルとして登場したXシリーズは、確かに高音質・高画質をウリにしていましたが、中途半端なWeb対応やタッチパネルなど、ちょっと?な機能が多かった感じがしたのは否めませんでした。しかし、今回のAシリーズは、Xシリーズのあまり重要ではないと思われる機能を省き、薄さを代表としたポータビリティーとリーズナブルな価格を実現しています。
まず、高音質ですが、
1.ソニーご自慢のフルデジタルアンプ”S-Master”
2.98.0%のノイズを除去するデジタルノイズキャンセリング
3.高音域補完技術 DSSE
4.クリアで臨場感のあるサウンド音質を可能にするクリアステレオ
5.音の歪みを抑制するクリアベース
6.EXモニターヘッドホンMDR-EX300SLと同じ大口径13.5mmEXヘッドホン
SONY 密閉型インナーヘッドフォン EX300SL ブラック MDR-EX300SL/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
と言ったXシリーズと同等、いやヘッドホンがそれ以上なので、Xシリーズ以上の高音質を実現しています。正直、Xシリーズのユーザーがかわいそうなぐらい。
そして高画質な有機ELディスプレイ。
これだけの機能をもっていながら、ウォークマン史上最薄の7.2mmは驚きでもあります。
その他にもついに(限定的ですが)iTunesに対応することや、D&Dでの転送も可能になったこと、SonicStageから新しい転送ソフトを導入するなど、(とは言っても見た感じSonicStageの拡張版みたいですが)ソフトウェアや使い勝手の面でも様々なテコ入れが入っています。個人的にはMediaGoの完成度が高いので、そちらに集約された方が良いような気もするのですが。
音質にこだわる人にはどうでも良い歌詞を表示させる機能やカラオケ機能は、若年層のユーザーには要望が高いらしく、ひょっとしたら、想像以上の評価を得られるのかも知れません。
その他、ウォークマンと連携するコンポの発表など、かなり魅力的なラインナップになりました。
デザインに関しては、個人的にはSシリーズはちょっと派手でまだ実機を見てないですが、あまり好みではありませんね。Aシリーズもちょっと縦に大きすぎる感じがします。
Webの評価は概ね好評ですが、一部のXシリーズのユーザーはお怒りのようです。気持ちは良く分かりますが、従来のユーザーが追加で欲しくなったり、怒りたくなるぐらいの完成度である事は間違いないようです。
SONY ウォークマン Xシリーズ FM付 NC機能 ワンセグ WiFi搭載<メモリータイプ> 16GB ブラック NW-X1050/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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