春モデルの大本命 Xperia acro HD を見てきた [Xperia/Android]
スマートフォンラウンジで先行展示されているXperia acro HD (SO-03D)を見てきました。
au版も発売になりますが、昨年大ヒットしたXperia acroの後継機種であり、さらに防水仕様までされているので、恐らく春モデルの大本命になる機種でしょう。私も気になっていましたので、じっくりと見てきました。
外観
色は4色展開されているのですが、私の行ったスマートフォンラウンジではAquaとSakuraのみで、BlackとCeramicは展示されていませんでした。
ロック画面。ロック解除は横にスライドさせるパターンで現在のXperiaシリーズと同じでした。
右上にはインカメラが見えます。またXPERIAロゴの横にも穴が見えるのですが、そこにはマイクがあります。
本体デザインについては賛否両論ありますが、実際見てみると意外と金属的な質感も感じられて良い雰囲気だと思いました。正面から見た感じでは、本体周りの縁がアクセントになっていて、今までのXperiaには無い雰囲気が出ていると思います。
こちらはAquaの背面。Xperia acroのようなグラデーションが無いのが残念。今のacroのAquaは結構良い色なんですけどね。
Sakuraの背面。写真ではかなり鮮やかですが、AquaもSakuraも光の角度で結構印象が変わりました。
Xperia acro HDはバッテリーが取り外しできない為にパネルは取り替える事ができません。そのためかdocomoロゴの位置は正直許しがたいものがありますが、実際見てみると掘り込みでは無いので、それほど主張しているとも感じなかったです。
左側面。真ん中に通るシルバーのラインがアクセントになっていますが、これが質感を高めてくれています。右端には充電端子が見えていますが、防水端末なのでクレードルが付くようです。左側のカバーはSIMスロットとマイクロSDカードスロット。電源を切らなくてもSIMの入れかえが出来てしまうのは実はXperia初かも?
Sakuraですが右側面。右側にボタンが集中しています。
ただ、右奥に電源ボタンがあるのですが、写真で見て頂くと分かるように結構小さいので押しにくいです。Xperia arcの悪夢再びです。どうしてこんなに小さくしちゃったのか不思議。また、電源ボタンの横にあるがワンセグのアンテナなのですが、これもむちゃくちゃ取り出しにくいです。カメラも含めてボタン操作は全体的に押しにくく印象が良くありませんでした。
下にはストラップホールが付いていました。見てみると分かりますが、丸みがあるので持った感触は良いです。角ばっていると持ちにくいんですよね。
上にはカバー付きでヘッドホンやHDMI出力端子など。ヘッドホン出力はちょっと有線で音楽聴く人には嫌な仕様ですね。逆にマイクロUSBはこの位置になったので、ひょっとしたらUSBケーブルはL字では無いかも。
カバーも開けにくいのかと思いきや以外と開けやすかったです。
みんなXperia arcなどと比較ばかりするので、Walkman Zと比較してみました。NXの頃は同じぐらいと言ってましたが、落ち着いて比較するとWalkman Zの方がやっぱりデカイ。
Xperia NXのタッチボタンの操作性はお世辞にも良いとは言えませんでした。フローティングプリズムのアイコンより上にセンサーがあって、アイコンをタッチしても反応しない時があったのです。しかし、acro HDではアイコンの下に白い点のセンサーがあるのが見えます。こちらの方が操作は直観的にやりやすく特に触っていてイライラする事はありませんでした。
ソフトウェア
ソフトウェアは基本的にベースがXperia NXと同じなので、Xperia acro HDのみの気になる部分をピックアップしたいと思います。
Androidのバージョンは2.3.7 本決まりではないですが、4.0系のバージョンアップは予定されているそうです。されないと怒りますw
メニュー内にXperiaってのがあるのですが、優先アプリの設定が専用で設けられていたり、バッテリーが取り外し出来ないので、電池性能表示なんて項目がありました。
acro HDは16GBの本体メモリーとマイクロSDカードが使えますが、内部ストレージ内には仮想的なSDカードを作成しているため、Unmount SD cardなる項目がありました。
ちなみに本体のメモリー領域は約2GBに割り当てられています。残りは仮想SDカード。
iチャンネル等は削除できますが、グッドデザインなdocomo Palette UIは削除できないです。
acro HDと言えば国内専用機能。まずはワンセグ。解像度が1280×720もあるので、ワンセグをフルスクリーンで見ると結構汚いです。ただ、モバイルBRAVIAエンジンの魅力を活かせる機能ですよね。
アンテナを伸ばした所。お風呂でワンセグ見ても大丈夫なはず。
縦表示なら、あまり粗さは感じませんでした。ワンセグは録画できないです。acro持っていないのですが、見た感じ変化は無さそうでした。
赤外線機能。主にデータの送受信の機能しかありません。どうせ赤外線が付いているなら、リモコンアプリとかも出して欲しいですね。
フェリカはようやくアプリが充実してきたと思います。これだけのサービスが利用できるのは大きなメリットですね。
カメラは起動が早くなりました。機能は今までのXperiaシリーズの特徴を引き継いでいて非常に多機能です。Exmor-R for mobileは非常に評価が高いので、acro HDやNXでも強力なアイテムになるでしょう。
その他はXperia NXと同じでしたので、割愛します。
まとめ
Xperia acro HDは現行のXperia acroと同じくベースとなるNXに国内仕様の機能をうまく載せた端末でした。そのためAndroidそのものにあまり干渉する事なく、実に快適に動作していました。NXには無いマイクロSDスロットや防水機能も搭載しながら、CPUパワーで無理矢理動かしている様子を感じさせない辺り、非常に完成度は高いと思います。
気になっていたデザインですが、全然安っぽくないと思いました。NXのフローティングプリズム的な面白い要素はありませんが、操作性に至ってはacro HDの方が良いです。私の手が大きいのもあるかも知れませんが、大きさは触っていて特に違和感は無かったです。
ただ、ワンセグのアンテナの出し入れと電源やカメラボタンはかなり操作しにくい。どうしてXperia arcと同じ間違いを犯してしまったのか?そこだけが非常に惜しい端末だと思いました。
スマートフォンラウンジでXperia NXを見てきた。
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こんにちは!
ミュージック関連はZシリーズと比べましたか?
Zシリーズをもっているので気になってるのですが…
よろしくおねがいします。
by まだお (2012-02-04 16:30)
まだお さん
音楽関係はファイルが入っていなかったので、試せなかったのです。Zシリーズとはアプリ等が根本的に違うので、被る事は無いと思いますよ。
by taiseiko (2012-02-05 12:06)