マンガロイド ICONIA TAB A100 レビュー [Xperia/Android]
マンガロイドと言う強烈なキャッチコピーで登場した7インチのハニカム(Android3.2)搭載タブレット Acer のICONIA TAB A100 をレビューしたいと思います。
サイズ
7インチサイズと言ってもピンとこない方も多いと思います。10.1インチあるAcer ICONIA TAB A500と5.5型の液晶を2つ持つSony Tablet Pと並べてみました。並べてみると、かなり小さく感じます。
実際に手に取ってみても片手で持てるサイズはなかなか良いです。
外観
正面。Android3.0系のhonycombは横向きを意識したデザインが多いですが、ICONIA TAB A100は縦でも全く違和感無いですね。
本体の下にホームを意識したボタンがありますが、実際にはハードウェアボタンではなく、アプリが固まったりした場合はこのボタンでは戻らない場合があります。あまり意味無いような気がしました。
もちろん横に向けると向きが変わります。Androidが画面の回転が遅い機種が多いですが、これは結構速い。レスポンスはとても良いと思います。スペックはNVIDIA® Tegra™ 2の1GhzでRAMは国際版の倍にあたる1GBあります。
もちろん逆さもちゃんと向きます。
下から見た所。マイク、ステレオスピーカーとHDMI出力が特徴です。Dolby Mobileサウンド搭載など、音には拘りがみられます。A500にあった通常のUSB端子が無いですしUSBホスト機能もありません。
右側面。ボリュームボタンやmicroSDカードスロットなどがあります。
上は電源ボタンとヘッドホン出力がありました。
左側面は一切何もボタンが無かったです。
裏側。はっきり言ってしまいますが、裏側はダサイです。非常に勿体ない。もう一色あるチェリーレッドはまだマシだったような気もしますが。
カメラは500万画素。ちなみにインカメラもあります。
アプリケーション
さて、このA100はマンガロイドとして発売しています。
プリインストールされている手塚治虫マガジン倶楽部コミックビューワー。確かにコミックと同等サイズで違和感はあまり無いです。
ただサンプルでも良いので、マンガロイドとして売るのであればもっとコミックアプリを入れても良かったような気もしますね。
私も普段Sony Tabletを使っていて感じるのがタブレット用アプリの少なさですが、7インチと言うサイズはスマートフォン向けのアプリと親和性はかなり高いと感じています。
マクドナルドのアプリもクーポンがちょっと小さいぐらい。
ウェザーニュースタッチも動きます。これタブレットで動かない時あるんですよね。
スマートフォン用サイトも違和感が無い。
もちろんPCサイト表示しても見やすいですし
タブレット向けアプリもちゃんと表示されます。
まとめ
7インチタブレットは古くはGalaxy tabなどがありましたが、今まではスマートフォン向けのOSをそのまま大きくしただけのものが中心でした。その中でタブレット向けのHonycombを採用しているのは価値があると思います。7インチと言うサイズはスマートフォン向けのアプリケーションも快適に扱えるメリットもあるなど、まだタブレット向けアプリが出揃っていないこの時期には良い選択肢になると思います。レスポンスはhonycombタブレットの中では上位に来ると断言できるレベルなのもポイントが高いですね。
不満があるとすれば、デザインが野暮ったいことと、Sony Tablet Pのような二画面タブレットを見たような後だと目新しさが薄い事でしょうか?
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