ソニービルでBA搭載イヤフォンを聴いてきた。 [その他SONY製品]
以前、東京に行ってソニービルに行ったとき、バランスド・アーマチュア・ユニットを採用したソニーの新型ヘッドホンも聴いて来たので、その感想を少し書いてみようと思います。
※毎度の事ですが、あくまでブログ主個人の感想です。 参考程度で宜しくお願いします。
バランスド・アーマチュアとはなにか?この辺りはwikipedia等でも見て頂ければおおよその内容はつかめると思いますが、小型化しやすいので、最近のトレンドとなっているのは確かです。
全てウォークマンSシリーズに取り付けられていました。再生した曲はMicheal JacksonのBillie Jeanです。
自分も良く知っていて、ウォークマンなどでも聞いている曲なので、これが一番比較しやすいと思ってこの曲を選びました。
おしりに金の印がいくつあるかで、ユニットを何個積んでいるのか分かるようになっています。
まずは1ユニット構成のXBA-1SL 聞いてみると重低音が売りのXBAシリーズにしてはかなりフラットな音質です。また音の広がりもいまいちでした。コンパクトで軽量ですが、ウォークマン付属のヘッドホンから敢えてこれに変更する事はなさそうな気がします。ただ、コストパフォーマンスはかなり高いのは魅力ですね。
続いてXBA-2SL
2ユニットになりウーファーが加わりますが、大きさはそれほど大きくなっていません。
ウーファーが付いただけに思うのですが、音の解像度は1SLに比べて大幅に広がったような感覚、ウーファーも心地良く響いてきました。2ユニットになるだけでこんなに違うのか!?と驚いたぐらいです。遮音性も高く、サイズ、値段等を考えると私が買うならこれかも。
次にユニットが3つになったXBA-3 フルレンジ+ウーファ+ツイータと言う構成です。
XBA-3からハウジングはかなり大きくなる印象です。ここまで大きくなるとBAの意味も薄れるような気もしなくもない。
肝心の音ですが、XBA-2までとは随分印象が変わりました。簡単に言うとドンシャリ系の音です。高音はかなり出ていたのですが、音のやわらかさみたいなのは感じられずキツイ印象でした。もちろん、再生しているソースによると思います。
最後に4ユニット構成のXBA-4SL ダブルウーファー+フルレンジ+トゥイーターの構成です。
ハウジングはかなり大きいです。
XBA-4SLの音質ですが、第一印象は凄まじいまでの重低音。MJのBillie Jeanはイントロ部分は音割れてました^^; 音色はXBA-3SLにさらに重低音が追加されたイメージ、つまり超ドンシャリ。XBA-3SLと同じく再生しているソースや再生機器にもよると思いますが、高級なヘッドホンを付けるとその音の解像度から生まれる圧倒的なサラウンド感のようなのを感じるのですが、XBA-3SLも4SLもソニービルで聴いた限りではそれを感じ取れませんでした。
まとめ
スペック的にXBA-4は魅力がありますが、一通り聞いた感じでは私はXBA-2が一番しっくりしてました。価格やサイズ的にもXBA-2がオススメかなぁ。
XBA-3以降のモデルについても上の感想はあくまで私の感想で、しかもソニービル内で少し聴いただけの話なので、是非店頭でご自分の普段利用されている再生機器に取り付けてじっくりと視聴して判断して頂きたいと思います。
ちなみにこれらのBAタイプのヘッドホンもタイの洪水による影響で発売日が伸びるようです。こればかりは致し方無いですね。
人気の3機種
SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX600 MDR-EX600
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
ソニー ダイナミック密閉型カナルイヤホンSONY MDR-EX800ST
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SONY 密閉型インナーイヤーレシーバー EX510SL ブラック MDR-EX510SL/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
XBAシリーズに対する印象が概ね同感で少し安心しました。「3」と「4」は少しアクが強い気がしますね。製品版ではまた違う音になっている可能性もありますが。
by kanchin (2011-11-06 15:06)
kanchinさん
そうなんですよね、3から急に音色が変わってしまいます。製品版ではどうなるのか気になりますね。スペック的には3以降が魅力的なのですが(^_^;)
by taiseiko (2011-11-07 10:27)