AQUOS PHONE f SH-13C レビュー(その2) [Xperia/Android]
その1から随分時間が経ってしまいましたが、今回はAQUOS PHONE f SH-13Cのソフトウェア周りを見てみようと思います。
起動
起動は結構時間かかります。最近のAndroid端末は機種によって起動速度が随分異なるようになってきたと思います。ここは端末メーカーの腕の見せ所なのではないでしょうか?
ロック画面
ロック画面は独自にカスタマイズされていて、上にスライドするタイプ。
ホーム画面
ホームはデフォルトではdocomoオリジナルのdocomo Palette UI を採用。
ホーム長押しで出てくるメニューにもグループなど若干の変化があります。
Live Wallpaperには2つほどオリジナルのものがプリインストールされていました。
アプリ一覧は縦にスクロールするタイプですが、ちょっとスクロールが暴れ気味で、それほど使いやすいとは思えなかったです。もう少しスクロールが指に付いてくる感じだったらまだマシだったかも。
ホーム画面一覧を見る機能などもあります。
他にシャープ謹製のホームアプリもプリインストールされていました。
ホーム画面。ガラパゴススクェアが真ん中にあるのはシャープならでは。SH-13Cは3D機能はありません。
こちらはdocomo Palette UIに比べると、変に暴れたりしないので使いやすいと思いました。
そしてもう一つラウンドホーム。
これはっきり言いますが、全然使いやすくないです。
アプリ一覧も縦にやたらと長いだけで、凄く探しにくい。
辛口になりますが見た目だけにこだわって、使い勝手を無視した悪い例かも知れません。
端末情報
Androidのバージョンは2.3.4 です。ひょっとしたら日本で2.3.4初かな?
その他機能
省エネ機能など、シャープ端末には比較的お馴染みの機能が。個人的には省エネ頑張るなら電池容量を増やして欲しいところ。
内部ストレージは1GB以上の余裕があります。これは羨ましい。ただ、プリインストールアプリは消せないのはちょっと… Xperiaは一部削除できるのになぁ。
ステータスバーからはWi-Fiのオンオフや回転ロックなど様々な機能の調整が可能。これはかなり充実しています。素晴らしい。
電話機能は充実しています。着信拒否や伝言メモ、保留などがガラケーのように当たり前のようにあります。ここはシャープはIS01の頃からちゃんと作り込んでいるのは流石ですね。海外モデルを日本に持ってくるだけのメーカーもここはちゃんとカスタマイズして欲しい。
このSH-13Cはワンセグは無いですが、フェリカが付いているのでおサイフ機能が使えます。おサイフ機能もモバイルSuicaやマクドナルドなど、随分充実してきました。
カメラもなかなか多機能。
面白いのがベールビュー機能で、端末の覗き見を防ぎます。
この模様からして、女性を意識した端末ですね。
便利なのが、電源ボタンとホームボタンを押すと、スクリーンショットが簡単に撮れます。
まとめ
ほぼ最新とも言うべきAndroid2.3.4搭載しながらも、これだけ多彩な機能を盛り込み、ガラケーから移行しても不便なく使えるようにしているのは、流石国内向け機能に力を入れているシャープならではのような気がします。特に電話機能は個人的にとても評価できると思っています。
レスポンスもちょっと触った感じではもっさりはしていません。ただ、バッテリー容量の問題もあると思いますが、バッテリーの消耗はある程度スタミナ設定にしていても減るのは早い気がしています。
起動速度も含めて、今後のアップデートに期待したいところです。
SH-13CはミニSIMカードですが、これを使えば他の端末にも使える!しかも激安。
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