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VAIO typeL(VGC-LV92JS)の液晶ディスプレイをレビュー [vaio]

今回のエントリーではVAIO type L 24型である(VGC-LV92JS)の液晶ディスプレイについて詳しくみていこうと思います。
パネルの仕様はVAIOのホームページに書いてある内容を抜粋すると
サイズ:24型ワイド
解像度:WUXGA 1920×1200ドット
傾斜角度:+20度~-5度(垂直からの可動範囲)
パネル種別:TFTカラー液晶[クリアブラック液晶]
その他特長:ARコート
表示モード:最大約1677万色 NTSC比約96%の色再現領域
となっています。見た目がまんま同社の液晶TVであるBRAVIAと同じなので、液晶TVとしてみるとどうなのか検証してみます。
地上デジタルチューナーを内蔵しているので、VAIOオリジナルソフトであるGigaPocket Digitalで地上デジタル放送を見ることができます。
地デジを見た感じでは発色は鮮やかで綺麗なのですが、ちょっとギラギラした印象です。少し色を強調しすぎている印象を受けるかも知れません。
続いてブルーレイメディアを再生してみました。typeLはブルーレイドライブを搭載できます。再生したソースはウィルスミス主演の「ハンコック」です。
映画の雰囲気をちゃんと出しながらも鮮やかに表示してくれます。黒も結構しっかりと出ていると思いました。
ただ、動画の応答速度は決して良くありません。自宅では液晶TVであるBRAVIAを利用していますが、自宅のBRAVIAはモーションフロー(倍速駆動)非搭載モデルであるX2500ですが、それに比べても残像は結構気になります。
VGC-LV92JSはNVIDIA GeForce 9600M GT GPUを搭載していてMotion Reality HDによりDVDなどもアップコンバート機能で鮮明に表示することができますので、DVDも再生してみました。ソースは「となりのトトロ」です。
ブルーレイに比べるとぼんやりと表示されてしまいますが、アップコンバートなどは効いているのを実感できます。ですが、PS3のアップコンバートに比べるとそれほど期待はできません。ただ、自宅のブルーレイレコーダーBDZ-T70で再生するDVDに比べるとかなり綺麗に感じました。アップコンバートはPS3>VAIO>BDZ-T70 と言った感じでしょうか。
視野角に関してですが、これだけ横から見てもはっきりと見えます。これはかなり優秀です。
つぎにPC用ディスプレイとしてはどうなのか検証してみます。
やはりフルHD液晶だと作業領域が広いので、まずこの広さは特筆できると思います。クリアブラック液晶はいわゆるツルツル液晶ですが、ほとんど写り込みはしませんので、私個人的には作業をしていて不快に感じるようなことはありませんでした。明るさや角度も調整できるので、PC用ディスプレイとして特に目立った欠点は無いと思います。
一応、色モードは自分で選択する事も可能です。ただ、変更してもあまり大きな変化があるように感じられません。。
VAIO typeLはそのスタイルからTVとして使われる方も多いと思いますが、動画の応答速度だけは店頭で見てから判断した方が良いと思います。ニュースやドラマ、アニメを見る限りではほとんど気になりませんが、スポーツやアクション映画などを見るとPC故に至近距離で見ているのもありますが、かなり気になると思います。またPCのディスプレイとしてみると、この解像度は本当に魅力的です。ツルツル液晶が気に入らない方にはどうしようもありませんが、一般的なPCディスプレイと比較しても特に不満な点は見つかりませんでした。

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