VAIOのWindows7Proへのアップグレードには気をつけなくてはいけない。

Windows７ProfessionalのウリのひとつにXPモードがあります。これはCPUの仮想技術を使ってWindows7上でXPの仮想OSを立ち上げてアプリケーションを起動させる機能なのです。つまり７で起動しないアプリケーションをXPを仮想的に呼び出して実行させるのです。VMWareやVirtualPCを使ったことが無い人にはびっくりな機能だと思います。

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が、これ、Windows7のProfessionalにアップグレードしたら誰でも使えるなんて思っている人が多数みたいなのであえて注意を促したいです。

このXPモード先にも書きました通りCPUの仮想技術を使っています。Intel VTかAMD-Vに対応しているCPUしか使えないのです。対応しているか否かについてはintelをはじめAMDのサイトまたはwikipediaに書いてあります。とは言っても最近のCPUはほとんど対応しているのでまぁ大丈夫でしょう。

次がVAIOで注意しなければならない点です。それはBIOSです。このBIOSが対応していないと使えないのです。これ知らない人が多いのでかなりの注意が必要です。VAIOは現時点では全機種対応していません。これはソニースタイルをはじめVAIOのサイトにちゃんと書いてあります。

では、Windows７にアップグレードしたVAIOは全部XPモードが使えないのか？となると可能性は０ではありませんが、可能性はあります。

可能性が０では無い理由が、Windows7アップグレードプログラムについてのページ内に”Windows 7にアップグレードする際に必要となるBIOSやドライバー、ソフトウェア等を収録したVAIO「Windows 7サプリメントディスク」を期間限定の優待価格でご提供いたします。”とBIOSもアップグレードの対象と書いてあることなんです。だからですが、恐らくSONYが公式にWindows7へのアップグレードを認めた機種はサポートページ等でBIOSのアップデートプログラムが提供されるでしょう。ですが、もしそれに該当しない場合は。。。恐らく無理だと思います。我が家のVAIO SZとかTZとか難しいんじゃないのかなぁ。

そこを良く考えてWindows7 Professionalへのアップグレードを考えた方が良いでしょうね。

現行機種は問題なくアップグレードできます。

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