IIS7.5にwordpressをインストール [Windows (Windows Server)]
自宅のサーバーにブログを立てようと思って、久しぶりにwordpressをインストールしたのですが、以前、IIS7にwordpressをインストールした時と、随分変わっていて手こずりました。
最終的にちゃんと動くようになってから、振り返ると別に難しくもなんとも無いのですが、後々の自分のために。。。
1.はじめに
既にIIS7.5のセットアップが完了し、外部から(http://hogehoge.com など)でアクセスできる状態だと仮定します。
2.mySQLのインストール
後術するWeb Platform Installer 2.0を使ってwordpressをインストールすれば、本来ならmySQLも自動的にインストールされるはずなのですが、なぜか、途中で止まってしまいました。Webで検索したところ、似たような症状の方がいらっしゃったので、まずはmySQLを単独でインストールします。
ダウンロードするモジュールはMySQL Community Server のWindows用のMSI Installer Essentials です。
インストール方法は前回やった方法と同じです。
ここはNextをクリックします。
MySQLに精通していればインストールオプションを変更した方が良いでしょうが、大体全部インストールして間違いは無いので、今回はCompleteを選択しました。
言われるがまま進むと、設定ウィザードに変わります。
ここではDetail Configurationを選択します。
サーバーになるので、Server Machineを選択します。
Multifunction Databaseを選択します。
DBを作るのはそのままにします。
ここもそのままにしました。一度にアクセスするのに20人ぐらいまでみたいです。
ここもそのままです。外部からアクセスするポートを設定します。
迷わずUTF-8です。
Windowsのサービスとして起動するようにします。またコマンドをパスに通します。
パスワードを設定します。
これで完了です。
3.wordpressのインストール
インストール作業は、Web Platform Installer 2.0を利用します。このツール、凄いです。これ知らないだけでかなり損しますね。Windowsの手軽さここに極めり。
Web Platform Installer 2.0を実行させて、wordpressを選択してインストールするだけ。
それだけでPHPなどの必要なライブラリを全てインストールしてくれます。
YouTubeに動画がありましたので、これを見てみるとその手軽さが分かるはず。
4.PHPが動かない場合
私の場合3の最後にwordpressの設定をしようとすると、PHPが動かない旨のエラーが出てきました。これを解消するには、IISマネージャーで、ハンドラーマッピングを設定する必要があります。
IISマネージャーでハンドラーマッピングを選択します。
右側の操作から、「モジュール マップの追加」を選択します。
以下のように追加します。
要求パス *.php
モジュール FastCgiModule
実行可能ファイル php-cgi.exeがあるパス
名前 PHP via FastCGI
以上でPHPが動くようになるはずです。
5.hostsの編集
wordpressをインストールすると、localhostで見ている分には問題無いのですが、自宅のネットワーク以外から見ると、画像が表示されなかったりします。
これを解消するには、まず、wordpressの設定でwordpressのアドレスを外部に公開しているアドレスに変更します。
そうすると、今度はローカルから見えなくなってしまうので、Windowsのhostsファイルを変更します。
C:\Windows\System32\drivers\etc の中にhostsファイルがあるので、これをエディターなどで開いて、末尾に以下の文言を追加します。
127.0.0.1 hogehoge.com
※hogehoge.comはそれぞれのサーバーのアドレス。
これで、ローカルから見ても一切問題なく編集できます。
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