CDウォークマン D-EJ700 を振り返る [懐かしのソニー製品]
今から10年前に発売されたCDウォークマン「D-EJ700」を今回は振り返ってみようと思います。
とは言ってもこのCDウォークマンは元々私の妻が結婚前に使っていたものです。
当時は既にMDはもちろんシリコンオーディオも登場し、CDウォークマンはメインストリームではありませんでした。このD-EJ700はそんな時期に実売1万円と言う価格で発売され、かなりの数が出たようです。
再生・停止・曲送りは懐かしいジョグ方式。この当時は何かとジョグダイヤルを付けていましたね。
裏側。裏もデザインされています。
トレイを広げたところです。余計なモノが無い印象。
バッテリー部分が大きい気がしますが、
なんとガム型バッテリーが2つも入るスタミナ仕様でした。
AVLSのOn/Off、G-PROTECTIONの強弱で音質変更を設定するスライドスイッチがあります。
レンズ部分。
リモコンはお馴染みだったスティックリモコンです。光ったりしません。
実に懐かしいです。スティックリモコンだけでご飯3杯は食べられそうです。
まとめ
MDウォークマンの生産は止まってしまいましたが、実はCDウォークマンの方がまだ生産されています。この当時のウォークマンはジョグによる操作性やスティックリモコンなど、SONYらしいアイデアやアイデンティティーがあふれていたと思います。もちろん、G-PROTECTIONなどと言った音飛び防止機能やスタミナ再生も売りでした。
今のウォークマンも音質やノイズキャンセルなどの機能も良いですが、この当時のようなアイデアや独創性をあまり感じない気もしますね。Android搭載ウォークマンは独創的なbluetoothのリモコンがあると面白いと思うのですが。
※ちょっと写真のクオリティが全体的に低くてすみません。
SONY CDウォークマン N241 シルバー D-NE241/S
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY ウォークマン Sシリーズ [メモリータイプ] 16GB ブラック NW-S775/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
SONY ウォークマン Sシリーズ [メモリータイプ] 16GB ホワイト NW-S765/W
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
Net MD ウォークマン MZ-N1 を振り返る
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時代を先行し過ぎたC404S を振り返る
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VAIO ミュージッククリップ MC-P10を振り返る
CDウォークマン D-EJ700 を振り返る
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VAIO ノート R505 シリーズを振り返る
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攻めまくっていたSO506iCを振り返る
VAIO ミュージッククリップ MC-P10 を振り返る [懐かしのソニー製品]
今でこそ、デジタルオーディオプレイヤーは当たり前のものですが、SONYがAppleのiPodよりも早い2000年に何故かVAIOチームから発売されたのが、VAIO ミュージッククリップ MC-P10です。今回はそのMC-P10を振り返りたいと思います。
今から考えると、ATRAC3のみしかサポートしていない、64MBの容量、単三電池しか使えないなどなど、機能としてはかなり劣っていますが、当時主流だったMDウォークマンのスティック型のコントローラーに似たデザイン、まさにシリコンオーディオでしかできないサイズは新しいモノ好きにはたまらないものがありました。
外観
シルバーに当時のVAIOカラーがアクセントになっていて、カッコイイです。このVAIOカラーいい加減復活してくれないかなぁ。正面に液晶モニターと音量ボタン、そして音質を変更と曲送りを兼ねているボタンがあります。デザインはスティックタイプのコントローラーに似ていますが、操作性は随分異なります。当時、そこに少し残念な感じがしていました。
ボタンは結構押しにくいです。
液晶は表示される情報量はかなり少ない。あと、バックライトはオレンジでした。
ボリュームレベルは0から50まであって音量がかなり小刻みに変更できます。
VAIOロゴ。
上から見たところ。上に再生と停止ボタンがありました。
右横から見たところ。
MODEボタンがありましたが、ある程度決められた音色が三種類用意されていました。
クリップが付いていましたが、短いのでそんなに強く引っかかりませんでした。
左側。
USB端子があるのですが、これがPSPなどで一般的に使われているminiUSBとちょっと違う。
裏側。
バッテリーは単三電池です。当時から充電式を利用していました。
ヘッドホンは独自端子とかでは無いので、何でも変更可能です。USBケーブルがあれば、聞き比べもできるのですが、とりあえず当時チェックアウトした楽曲を聞いてみると、さすがに現行のウォークマンと比較すると全然ダメですが、当たり障りのないナチュラルな印象でした。
現行のウォークマンAシリーズとサイズを比較してみました。当時としてはいかにコンパクトだったかお分かりになるでしょうか?
まとめ
現在、ウォークマンは日本国内では見事に復活する事ができました。しかし、ソニーはミュージッククリップを2000年発売と今から10年以上前にこれだけのハードを作り、先行していたにも関わらず、その後、AppleのiPodにボコボコにされてしまいます。
それは全て、著作権保護をガチガチにした事による付属のソフトウェアの使い勝手の悪さと、ファイルの取扱いが極端に不便だったことが原因でした。この件については散々語られていますが、ハードのカッコ良さと先進性は10年たった今でも全く色あせていない。流石、SONYだと感じずにはいられませんでした。
次のウォークマンはワイヤレス
SONY ウォークマン Sシリーズ <メモリータイプ> ワイヤレスヘッドホン付 8GB ブラック NW-S764BT/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
さらには本体とヘッドホンが一体型に。
SONY ウォークマン Wシリーズ ヘッドホン一体型 W263 ホワイト NWD-W263/W
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
音質を極めたモデル。
SONY ウォークマン Aシリーズ <メモリータイプ> 16GB ブラック NW-A865/B
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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MDピクシーDHC-MD77を振り返る [懐かしのソニー製品]
私の年齢は30代半ばですが、我々が学生の頃はミニコンポが流行っていました。ちょっとお金持ちの友達はミニコンポを中学や高校の頃から利用していましたが、私はずっとラジカセを使っていて我慢していたのですが、大学の頃アルバイトでお金を貯めて購入したのが、DHC-MD7でした。本当は上位機種のMHC-MD9が欲しかったのは言うまでもありませんが。。。
その後、妹もミニコンポを買いたいと言う話になり、ある程度差額を払って交換してもらったのが、このDHC-MD77です。
このDHC-MD77特別めちゃくちゃ音が良いと言う訳でもありませんでしたが、4ピース構成で、重厚なデザインと迫力のある音質で、とても気に入って使い続けていました。
ただ、かなり年期が経ってしまい至るところがぶっ壊れて今回処分する事になりましたので、お別れの前に振り返ってみたいと思います。
ピクシーとは当時のソニーのミニコンポのブランド名です。人間はピクシーの幅があれば生きていけるとCMで流れていたのを記憶されている方は多いのではないでしょうか?残念ながら、wikipediaで見ると1999年で終了してしまったようです。
背面
気になる背面。上からチューナー、アンプ、MD、CDです。
チューナーとアンプ部分。
MDとCD部分。MDとCDはもちろん光デジタルで繋げます。
とりあえず全部線を繋げてみたところ。当時はこれにビデオ入力やら、カセットやら繋げていたのでもっとカオスでしたが、それがミニコンポの醍醐味でした。これぞ男の浪漫の入り口。
ただ、今はこの手のセパレートタイプの商品は全然ありませんもんね。NET JUKEもそうですが、一体型やiPodのスピーカーでしか無いようなコンポなんて何も面白く無いです。
スピーカー
スピーカー高さは43cm。
カバーを外したところ。
裏側
外観
それでは色々と外観を眺めていきます。
私はこのようにCDやアンプを全て一列に並べて使っていました。当時はスピーカーとアンプの間にテレビを挟んでいました。
CDドライブはこのように壊れてます。どうも自力で修理も可能みたいですが。。。
MDはディスプレイが真っ暗。全く表示されなくなってしまいました。
AMラジオのアンテナ。
アンプ部分。
振り返ってみて…
現在、ソニーのコンポのラインナップはこのようなアンプ部分や、CD部分などが独立したセパレートタイプは存在しません。かろうじでスピーカーだけ分離出来るタイプがありますが、それでもかなり小型なタイプです。一時はもっと悲惨な状態だった記憶がありますが、いつからこんな事になってしまったのでしょう?残念過ぎます。
もちろんヘビーユーザー向けにアンプやスピーカー、CDデッキなどは単品で販売されていますが、その間を埋める商品が無いんですよね。
学生の頃にこのようなタイプの商品に触れてこそ、今、そしてさらに年齢を重ねてビュアオーディオに興味を持つような気がします。今はウォークマンやiPodの周辺機器でしかないようなコンポは何だかかわいそうな気がしてなりません。本来はウォークマンやiPodがコンポの周辺機器なはずなのです。
一部頑張っておられるメーカーもありますので、ソニーも、もう一度立ち上がって欲しい。
今ならこれなんですかねぇ。
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超小型なコンデジ サイバーショットU を振り返る [懐かしのソニー製品]
発売された当初、そのコンパクトな筐体と、高速な起動で大きな話題となり大ヒットとなったサイバーショットUを今回振り返ってみます。
このサイバーショットU、当時いつも手放さずに持ち歩いていました。
今から見るとたったの130万画素しかなく、携帯電話よりも圧倒的に落ちる性能ですが、ソニーが提唱していた日常を画像でメモする“ビジュアル ブックマーク”スタイルにまさしく相応しいカメラで、パッと取り出して、サッと写真を撮る事がごくごく自然にできたカメラでした。小さいのに結構頑丈だったのも常に持ち歩くのに適していたような気がします。
外観
今では当たり前のレンズバリアをスライドして電源を入れる仕組みを採用しています。
レンズバリアを開けたところ。ちゃんとフラッシュまで搭載されています。
レンズ部分のアップ
上から見たところ。一応、動画も撮れました。ただ、かなり使い物にはならない動画撮影機能だったと思います。。。
右サイドは何もありません。
左サイドにメモリースティックスロットと、電池を入れるカバーがあります。
カバーを開けるとこんな感じ。電池は単四電池です。残念な事に電池を入れっぱなしにして放置していて、液漏れしていました(T_T) このサイバーショットUも動きません。。。
ストラップホイールも付いていました。
層さ部分も必要最低限と言った感じ。それでも使いにくいとか思いませんでした。
底はこんな感じです。全体的にややチープ感があるのは否めないですね。これでも当時は2万円ぐらいの価格でした。
DSC-T77との比較
それでは比較的最近出たサイバーショットとサイズの比較をしてみます。サイバーショットU DSC-U10は84.5×28.6×39.8mm(幅×奥行き×高さ)です。
正面からの比較はかなりコンパクト!
ですが、かなり分厚いですね。
まとめ
残念ながら現在ではUシリーズはラインナップから消えています。このU10の後、改良を重ねて何世代か続いたのですが、ケータイカメラの進化で需要が無くなってしまったような気がします。
改めて触ってみてちょうど良いサイズに惚れ直しました。電源が付かなくて凹みましたが、ブログでアップする程度の写真ならこれで良いような気もしています。何しろ、写真を撮るのが全然大袈裟でなく、本当に撮りたい時にサクッと撮れる感覚は最高でしたので。ブロギーも良いけど、Uの復活も期待したいですね。
最後に、当時撮影していた写真をある程度ご紹介させて頂きます。こうやって振り返ると、とりあえず色々撮っていたのが思い出されます。楽しかったなぁ。
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VAIOノートSRを振り返る [懐かしのソニー製品]
VAIOの代名詞と言えば、長らくB5モバイルノートでした。
今回はB5モバイルノートでVAIO N505の後継機種として、発売され約5時間のバッテリー駆動を実現し話題になったVAIOノートSR(PCG-SR9)を振り返ってみます。
この機種、箱までちゃんと残ってました。当時の箱は派手ですね。
私が所有しているのはPCG-SR9C/K Pentium3モデルで、OSはWindows2000です。
外観
今のVAIOと異なり、当時は結構VAIOロゴが大きかったです。掘り込まれているのも珍しいぐらい。ロゴはこれでもまだ小さい方で、新しくなるにつれて小さくなっている気がします。
またこのSR辺りからVAIOカラーである紫が使われなくなってきました。
裏。このSRかなり本体の裏は熱かったです。ファンが見えますが、あまり冷却性能は良くなかったかも知れません。
左側。マジックゲート対応のメモリースティックスロットが付いていました。当時はVAIOリモコンなどもあり音楽系に力を入れていたと思います。
右側。ジョグダイアルが印象的ですが、ほとんど使いませんでした。当時のPCカードスロットはLANや後のワイヤレス通信モジュールなどで、大活躍しましたが、良く出し入れするために認識不良になるケースが多かったようです。
シリンダーデザインでは無いですが、裏はほぼバッテリー。
正面はスピーカー。ステレオです。
このSRここまで液晶を倒せます。
キーボード部分。キーボードは打ちやすかったです。なんだかんだで、この頃のキーボードは好きでした。
特徴的なタッチパッド。これは、DJを意識していたとか?
MGメモリースティックスロット。この当時はメモリースティックは勢いがありました。まさかSDに敗れてしまうとは、考えにくかったです。
ジョグダイアル。今でこそ珍しいですが、当時はどのVAIOにもジョグダイアルが付いていました。
バッテリーは6セルで、N505のLバッテリーと同等でした。これで、Pentium3でも5時間以上のバッテリー持続時間を実現していました。
ソニーロゴ。
ヒンジ部分にPCG-SR9C/K この後、SRXシリーズが発売されましたが、SRXシリーズはヒンジがすぐにクタクタになってましたが、このSRは結構しっかりしていたと思います。
ポーチのVAIOロゴも大きかった。
まとめ
やはりこのサイズのVAIOは魅力があります。SRも当時は薄さが無く、あまり好きではなかったのですが、キーボードもサイズもちょうど良くて、かなり使いやすいPCでした。
最近ではTシリーズがこの系統の後継機種になるのですが、現在はTシリーズでさへ販売されていません。かなり寂しいです。
個人的な要望は、このSRのようにB5サイズである程度高速なCPUを積んだ早くてワンスピンドル(もしくはゼロスピンドル)前提のモバイルノートの復活を期待しています。Xシリーズはちょっとパフォーマンスがイマイチですし、Yシリーズはスペックは良いのですが、13インチですので、大きすぎて重すぎるんですよね。
ちなみに、このVAIOノートSRですが、電源が入りません。突然壊れてしまいましたが、修理するのもなんとなく今更な感じがしています。
現行のSRとは全然違います。
Yシリーズではちょっと大きいんですよね。
Xシリーズではパフォーマンス不足だったり。。。
Net MD ウォークマン MZ-N1 を振り返る
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