VAIO Fit 15 A レビュー(外観編) [vaio]
今回のエントリーはフルHD以上の2880×1620ドットの解像度が選べる唯一のVAIOと言う事で人気のVAIO Fit 15 A の外観を見ていこうと思います。
天板
一般的なノートパソコンは天板は一枚板です。ですが、このFit15Aは真ん中に一本の線が引かれているのが特徴です。そのためVAIOロゴも真ん中ではありません。ノート型のVAIOでVAIOロゴの位置が異なるのは異例です。ので、いつものVAIOを見慣れていると違和感あります。
天板はヘアライン加工されており、かなりの高級感。
VAIOロゴはダイヤモンドカット。見る角度で見え方が違ってきますし、自発光しているのか?と思うぐらいキラキラしています。
変形
細部を見る前にこのモデルの最大の特徴である変形機構を見ていきたいと思います。
この真ん中のラインですが、ここが2つ折りのように液晶部分が回転するようになっています。
これを見た時はよく考えたなぁと関心してしまいました。ディスプレイ部分が回転するモデルや分離するモデルなどヒンジ部分が凝ったモデルは他社からも出ていますが、この発想はなかなか出てこないと思うのです。これには相当驚きました。
キーボードモード
一般的なノートPCと同じスタイルで使うキーボードモード
Duoシリーズのようにディスプレイの角度が固定されることなく、普通のノートPCのように使えます。
このモードで少し細かく見ていきます。
キーボードはおなじみのアイソレーションキーボード。
もちろんバックライト搭載。
全体を見てみると、テンキーが無いためかパームレストがやけに広く感じます。ヘアライン加工されているのですが、デザイン的にはやや野暮ったい印象。もう少しなにかあっただろ…と思わなくもないです。
左下にはVAIOロゴ
インテルのシールは最近本体カラーに合わせて変わるようになりました。
上にSONYロゴ
ディスプレイの下に変形機構をロックするスイッチがあります。ロックすると変形はできなくなります。
ASSISTボタン。色々ボタンが乱立していた次期もありましたが、VAIO Proもそうですが今はASSISTボタンのみになりました。
ディスプレイの上にはWebカメラ。
あまりディスプレイは倒せませんでした。最近のVAIOは液晶の傾きに制限が多いです。
ビューモード
かなり強引に思えるビューモードですが、キーボードが見えなくなり、角度も調整できることから視聴に適しているとも言えるこのモード。確かにフルHDを超える2880×1620の高精細かつ、トリルミナス(R)ディスプレイ for mobileやX-Reality for mobileなどの数々のソニーの高画質エンジンを搭載しているディスプレイの魅力を余す事無く発揮できるモードとも言えると思います。
ビューモードにした時の裏側を見ると変形機構が良く分かります。
変形のための真ん中のラインのヒンジ部分。天板のラインの裏の部分です。
ディスプレイ裏の下にはフックが付いていまして、
ディスプレイ裏の上にはそれを引っかける穴が開いていました。結構カッチリとしているので、ロックしなくてもガタンと倒れるようなことはまず無いと思います。
タブレットモード
そしてディスプレイを表に向けた状態で完全に畳むとタブレットモードに。
キーボードが完全に隠れます。
本体がかなり薄く作られているのでタブレットとしてもなんとか使える印象です。
Fit15Aはデジタルスタイラスペンを使えることも大きな特徴です。手のひらが当たっても反応しないデジタルスタイラスペンは本当に紙に書いているのに近い感覚で使えます。
変形は比較的スムーズに行えるのですが、液晶を倒すにはちょっとコツが必要だと思いました。なんだかんだで15インチもあるので、結構大きいのが理由だと思います。ただ、スムーズにタブレットに切り替わりながらも普通のノートPC的な利用ができるのは良く考えられていると思います。
側面
本体を後ろからみたところです。後ろには端子類はほとんどありません。
しかし、まさかの左端に音量ボタンが独立してあります。タブレットモードで利用することを想定しているのでしょう。
角の処理。丸みを帯びています。
左側面。くさび型デザインで薄さを強調している印象です。実際、15インチモデルとしてはかなり薄い。
電源端子は左奥になります。
ちなみにACアダプターはLになっています。SONYロゴ入り。
HDMI出力と USB3.0 が2つ付いています。ひとつは充電可能タイプ。
正面 から見たところですが、こちらはさらに薄く感じます。
持ち上げやすいように突起が付いてました。
アクセスランプ これ見にくいと思いきや
光ると下から光が反射して見えるようになっています。カッコイイ。
今度は右側面です。これを見てお分かりになると思いますが、このFit15Aこれだけ巨大なサイズなのに光学ドライブがありません。
右奥には電源ボタンがあります。ただ、ちょっと小さい気がします。その隣には有線LAN端子ですが、これはVAIO Xなどに搭載されていた専用ギミックですね。
その横にはUSB3.0がもうひとつ。ここが何気に一番使うのですが、こちらは充電ができないです。そしてその隣にはSDカードスロットがあります。メモリースティックが使えないのは寂しい限り。
液晶ディスプレイを強調するためなのか、段差があり端子類はかなりアクセスしにくい作りになっています。この辺りはもうちょっと工夫が欲しかったです。またこれだけ巨大だとほとんど持ち運びはしないので、個人的には薄さよりも光学ドライブが欲しかった気もします。
裏側
裏側ですが、すごくシンプルです。つぎはぎが全くありません。これの意味するのは増設が非常に困難だということ。
NFCがありますが、裏面でした。タッチパッドにある方が良いと思うのですが。
アクセスランプはこのように裏側です。反射して見える仕組みなのですね。
足がついており、傾斜が付きます。
まとめ
15.5ワイドと巨大なサイズのVAIO Fit 15 A この大きさで変形するのですから、かなりのインパクトがあります。そしてサイズからは想像できない薄さ。大きくても質感も高くなかなかカッコイイと思います。
ですが、薄くてもそれなりの重さがあるのでこれをタブレットとして使うのは私は結構抵抗があります。光学ドライブが無いのもホームノートとしてはなかなか辛い部分があると感じています。
とは言ってもこのFit15Aの最大の特徴はVAIO唯一のフルHDを超える2880×1620ドットの解像度のディスプレイが選択できること。数々の高画質エンジンを最大限に生かせるディスプレイであることは間違いないです。
これらの良い点悪い点を含めて私は非常に満足していますが、変形はほとんどさせていないですね(笑)
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- メディア: Personal Computers
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私も最後のSONYのVAIOとしてFit15Aを買いました。ブラックはカッコいいですね。私はシルバーでしたが、ブラックにすれば良かったかも。15インチはデカいので重いし、確かにタブレットとして使うことは最初だけですね(笑)なので固定位置にいつも置いてるのでテンキーとドライブはマジで欲しかったです。・・・でも最後のVAIO、嫁さん説得して買って良かったです!!
by masomiya (2014-03-18 19:10)