ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3 のバッテリーユニットは今は不要? [ヘッドマウントディスプレイ]
ヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3をしばらく使ってみて気づいた事はたくさんありました。画質の変化も感じましたし、付け心地の良さも感じています。
ただ、一番感じたのはバッテリーユニットの件でした。これは是非とも多くの人に伝えたいと思ったので、自分なりに感じた事を書いてみようと思います。
やはり私には不要だった。
当初購入する前にちゃんと調べてなかった私も私ですが、色々試してみましたがやっぱりバッテリーユニットは私には不要でした。今回2モデルが発表されましたが、私が購入したモデルはプロセッサーユニットとバッテリーユニットは有線のHDMIケーブルで接続するタイプです。つまり、上位モデルであるワイヤレスタイプの廉価モデルです。それでも、バッテリーユニットに直接HDMIケーブルを接続することで視聴可能に作られており、ヘッドマウントディスプレイをモバイル出来ることをソニーは謳っています。
モバイルすると言う行天の発想はスゴイ
ヘッドマウントディスプレイをモバイルすると言う発想はスゴイと思います。普通こんなのモバイルしないでしょう。思いつきもしないだろうし、それが通るのがスゴイと思います。きっとヘッドマウントディスプレイをしている人を新幹線や夜行バスで見たらみんな引くと思います。多分、モバイルと言う考えは有線タイプの理由を考えた時の後付けなのではないだろうか?と私は思っているのですが、単純にそれだけで終わらないでMHLでスマホ対応などしているのは流石だと思うのです。
ケーブルだらけに
で、何が不満かと言いますとバッテリーユニットのせいで、プロセッサーユニットありきで利用していても、充電が必要になってくることなのです。HDMIケーブルで多少なりとも充電されるようですが、有線で鑑賞中にバッテリー切れになった時は閉口しました。ケーブルでつながっているのに、映画の真ん中にバッテリー切れのアイコンが突然出てくるのです。「あり得ない!」と心の中で叫んでしまいました。
バッテリーユニットは絶えず充電を意識しなくてはいけなくなったことで、必然的に使うケーブルは増えてしまいます。プロセッサーユニットのACアダプター、バッテリーユニット充電のためのACアダプター。そしてバッテリーユニットとプロセッサーユニットを接続するためのHDMIケーブル。もうケーブルだらけです。映画を鑑賞しようとヘッドマウントディスプレイを取り出す時も煩わしくて仕方ありません。さらにコンセントもひとつ余分に使わざるを得なくなってしまいました。特に私の場合、ワイヤレスのサラウンドヘッドホンMDR-HW700DSも繋げているので余計カオスに…
多少目をつぶって使い続けていたのですが、鑑賞中にバッテリーが切れてしまいついに不満爆発と言う訳であります。
3D鑑賞には最適なだけに
いくつか3D blu-rayを購入して見てみましたが画質も音質についても初代機より大幅な進化を感じて満足しているだけに、この点だけが本当に勿体ないと感じています。今までのユーザーのアンケート結果などは私もちょこちょこ耳にしていましたので、ワイヤレス化は求められていたのは確かだったと思います。でも、これが求められていた姿じゃないだろうと。
散々文句書いてますが、どうするのがベストだったのかは分かりませんが、私は今まで通りの運用が不便になってまでワイヤレスを実現して欲しいなんて思っていもいませんでした。
ただワイヤレスタイプを購入していたら感想は変わったのかも知れません。それでもバッテリー駆動時間などの問題はより顕著に出てくるので、ひょっとしたらもっと厳しい事を言っている可能性だってあると思っています。
次に期待
ワイヤレスが先だったのか、モバイルしようとするのが先だったのか、同時の発想だったのかは担当の方に聞いてみなければ分かりませんが、もうちょっと練って欲しかったです。このHMZシリーズは3代目になりますが、実際問題として世の中にヘッドマウントディスプレイそのものも浸透していないですし、発展途上段階の商品であるのは間違いありません。なんだかんだで3世代も続けて出してその度にチャレンジされているのはスゴイ事だと思います。私は今回は厳しい判断を下しましたが、次回はきっとより良い商品に仕上げてくれると期待していますし、ソニーなら出来ると信じています。つまり今年も引き続き出してください(笑)
最後になりますが、あくまで私個人の意見でして、これだけがヘッドマウントディスプレイ HMZ-T3の評価では無い事を理解して頂ければ幸いです。バッテリーユニットだけが不満でそれ以外は全く不満の無い素晴らしいプロダクトですから。
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