ソニーの「デジタルペーパー」端末を見て来ました。 [その他SONY製品]
ソニーからデジタルペーパー端末を開発したとのニュースリリースが出ていました。
紙のデジタル化と言うのは良く聞く話なのですが、ソニー独自の1200x1600ドットのフレキシブル電子ペーパーを採用していると言う事で、どのようなものか気になっていました。
仕事の関係で教育ITソリューションEXPOに行っていたのですが、そこでなんとこのソニーのデジタルペーパーが展示されているではありませんか!日頃ソニーへの愛を伝えている事が報われたのでしょうか?ちょこっと触ってきましたので軽く感想をお伝えしたいと思います。
まずこれがフレキシブル電子ペーパーディスプレイ。個人的には端末よりもこちらの方がインパクトありました。上の写真では分かりませんが、実際にはこの状態でページが切り替わっています。どこまでフレキシブルに曲がるのか分かりませんが、ベゼルを感じさせない薄さの大型ディスプレイがふにゃっと曲がりながらもページが切り替わる姿は未来を感じました。
でこちらが今回の試作機。一見超大型のReaderに見えます。
しかし、予想外に軽い。13.3インチでありながら358gしか無いのでかなり軽いです。
ですがフリックでのページの切り替えなどはE-IinkなのでReaderと同じくモタ付きます。触ってみると、確かに大型で解像度も高く読みやすいのですが、Readerと決定的に何が違うんだろう?って思いました。
裏側。デモ品ですので、機能も限られていましたが、マイクロSDカードスロットがありました。
付属の専用ペンで文字も入力できます。細かい文字もスムーズに入力できますが、E-Iinkですので、筆跡が若干遅れて表示されます。Readerのそれよりも書きやすく綺麗な気もしましたが、ノートの代わりになれると判断できるのかどうかは人によるかも知れません。
これが専用ペン。
OSなどは答えられないとのことでしたが、端末の下はAndroidの戻る、ホーム、メニューのボタンがありましたので、Androidベースなのかも。
まとめ
本年度中に商品化が計画されているそうですが、個人的にはもうひと押し何かが欲しいと思いました。今では高精細で巨大化したReader程度にしか感じなかったのです。
初物ですし、E-Inkですので限度はありますが、もっと紙のようなイメージで利用できるようになり、ペンでの筆跡もよりなめらかで記入と同時に表示されるようになれば紙の代替えが登場したと言えるのかも知れません。今ではやはり文字入力も違和感がありますし、いくら軽くても固い筐体だと紙のように自由に扱えないと思いました。
SONY 電子書籍リーダー Wi-Fiモデル Reader ブラック PRS-T2/BC
- 出版社/メーカー: Sony
- メディア: エレクトロニクス
OverLay Plus for Reader PRS-T2 / PRS-T1 低反射タイプ液晶保護シート OLPRST1
- 出版社/メーカー: ミヤビックス
- メディア: エレクトロニクス
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- メディア: 付属品
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