PlayStation Suite オープンβのサンプルを実行してみた。 [プレイステーション]
本日、ついにPSVITAやAndroidでプレイステーション向けのソフトウェア開発を行えるPlayStation Suiteのオープンβが始まりました。
http://www.playstation.com/pss/developer/index_j.html
かなり興味があるプロジェクトなので、早速サンプルだけ動かしてみようと挑戦しました。
インストール
上記のサイトからPlayStation Suite SDK 0.98 をダウンロードしてインストールします。ファイルは287MBで規模から考えるとそれほど大きくないです。
基本的に次へをクリックして行くだけなのですが
途中VC++2010 Redistributableのインストールや
Gtk# for .Netのインストール
PSVitaのUSBドライバーのインストールが始まります。どれも全て何も変更せずに次へをクリックするだけです。
それらが全て終わるとセットアップは完了です。
実行
インストール完了後、PssStudioのアイコンがデスクトップに出来ているはずなので、クリックして実行します。
スプラッシュはこんな感じ。起動速度は普通だと思いました。
Visual Studioで開発するのかと思っていたのですが、専用のIDEっぽいですね。
まずはサンプルを実行しようと思います。サンプルファイルはWindows7の場合
\Users\Public\Documents\Pss の中にあります。docの中はドキュメントがあります。
ドキュメントにも書いてあるTriangleSampleを実行したいと思いますので、Pss/sample/Graphics/TriangleSample の中のTriangleSample.sln のソリューションファイルを開きます。
ソリューションワークベンチを開いたところ。現段階ではなんのこっちゃ分かりませんが^^; ソースコードも見れます。
まずはビルドしましょう。メニューからビルドを選択して、全てビルドをクリックします。
ビルドが出来たら、次はシミュレーターで実行します。端末を選択するセレクターにPlayStation Suite Simulatorが選択されているのを確認して
メニューから実行を選択して、Start Debuggingをクリックします。
シミュレーターが起動して実行されました。
実機で動かす
シミュレーターでは物足りないので実機で動かしたいと思います。
実機で動かすにはPS VitaでPlayStationSuite Development Assistantをインストールしないといけません。
http://www.playstation.com/pss/developer/openbeta/index_j.html
上記のサイトにリンクがあるので、それをVitaで開いてダウンロードします。
ダウンロードが出来たらアプリとしてホームに表示されます。
実行してみたら、何もないと表示されていました。
ここまで出来たら、VITAの準備は完了です。VITAとPCを繋げます。
Windows7は特にドライバーのインストールが表示されないっぽいです。
あと、コンテンツ管理マネージャーがインストールされていると、邪魔される場合があるのでちょっと注意が必要かも知れません。私はDBの構築が始まってなかなか実機で動かせませんでした。
VITAを繋げたらセレクターからPSVITAを選択します。
そして実行からStart Debuggingをクリックします。
初回何か動かなかったりもしましたが、実行できました。
VitaのPlayStationSuite Development Assistantの中にはアプリ一覧が表示されていました。
まとめ
まだサンプルを動かしただけなので、何とも言えないのですが、大きくつまづくことなくアプリの実行はできました。実際にゲーム機で動かすと面白いです。自分で作ったりすると興奮しそうです。
サンプルはかなり充実していますが、ザッと見た感じちょっと規模が大きいような印象。慣れてないだけかも知れませんが… 今後、沢山著書が出てきそうですね。盛り上がりに期待しています。
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- メディア: おもちゃ&ホビー
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