Walkman Z シリーズ(NW-Z1000) 購入後ファーストインプレッション [ウォークマン]
Android搭載のWalkmanとして話題のウォークマンZシリーズ。CEATEC JAPANやその後ソニーストアで触っていたのですが、遂に自分で購入しました。
しかも、ウォークマンZ専用のオーバーヘッド型のデジタルノイズキャンセリング搭載のヘッドホンであるMDR-NWNC200も一緒にです。このヘッドホンまで購入した理由は先のXBA-4SLで色々と検証していると、ウォークマンとその付属のヘッドホンは専用チューニングの結果で1万円クラスのヘッドホンと大差無い事が分かりました。このMDR-NWNC200は更にクラスが上がるヘッドホンかつ、ウォークマン用にチューニングされています。恐らく価格から相当ハイエンドクラスのヘッドホンを購入すると大差無いと察する事ができます。そう言う部分も含めて購入してみました。
今回のエントリーは深い検証やレビューは控えますが、Walkman Zシリーズを1日程使ってみて感じたことを書いてみようと思います。
圧倒的な高音質
いきなり結論になってしまいますが、Walkman Z(NW-Z1000)とMDR-NWNC200の組み合わせはまさに圧倒的な高音質でした。私はMDR-EX1000やMDR-Z1000シリーズのようなハイエンドクラスのヘッドホンは所有していないので比較できないのが残念ですが、私が持ち合わせているヘッドホン達では到底太刀打ちできないレベルの音を出してくれました。
細かい点ではもう少し高域が欲しい点と解像度にもうひと押しが欲しい気がしますが、いずれにしろ付属のヘッドホンとの組み合わせを一回り超えているのは確かで、重低音に至ってはこの組み合わせを超える鳴りはなかなか無いと思います。
音質的には大満足で、これが3万少しの金額で手に入ったのはとてもお得な買い物だったと思います。(ソニーストアで各種クーポンなどを利用した16GBモデルを購入した金額)
Androidとして
Android端末としてはあまり深く作り込まれている印象は無く素直な端末だと感じています。変にカスタマイズされておらず、プリインストールアプリケーションも少なめ。ちなみにアプリケーションはソニータブレットにプリインストールされているアプリケーションと同じものが多いです。
デュアルコアのTegra2プロセッサーを搭載しているため、レスポンスも良くストレス無く動いていると感じました。ただ、Wi-Fiしか搭載されていないため、外出時の扱いは別途ポータブルWi-Fiルーターなどが必要になってくるので、運用は主に音楽再生専用にしようと考えています。
もちろんソニーから開発のための情報も提供されているので、これを開発機として利用する事も可能なのもポイントだと思います。
サイズと質感
サイズの大きさはやや気になります。私の運用だと、もう少し小さい方がありがったかったのは事実。なんせXperiaとSony Tablet Pを常に持ち歩いてさらにWalkman Zを連れ出すのはちょっと重量的にも負担ですね。
質感は悪くないです。もう少し金属質的な方が好みですし、ヘアライン加工などあれば更に良いのですが、更なる質感は限定モデルに期待でしょうか?
お出かけ転送
現在あるソニーのAndroid端末の唯一のお出かけ転送対応機種になるので、ここに価値を見出す人も多いのではないでしょうか?再生させてみましたが、早送りなども直感的で出来る点も評価できますし、そこそこの画質のパネルなので見応えはあります。
操作性とプレイヤーの実力
できればハードウェアボタンも欲しかったのが本音ですが、W.ボタンがロック画面中でも呼び出せる点には驚きました。アプリでウォークマンの機能を実現している範囲では、ハードボタンは難しかったのかも?と想像できます。W.ボタンがほぼあらゆる画面で呼び出せるので、プレイヤーを瞬時に呼び出せる点は評価できると思います。
ただ、専用の音楽アプリはソニータブレットのアプリに毛が生えた程度で、お気に入り登録など既存のAシリーズやSシリーズで出来る事が一部省かれているのは頂けないです。最高峰なら下位機種にある機能は全て含めるべきだと思います。
気になる音飛びとアプリケーションの安定性ですが、安定性はソニータブレットPで起こるような突然強制停止するような事は今のところ起きていません。音飛びに関してはほとんど起きないと言うのが正しいです。極稀に飛びますが、CEATECやソニーストアで試した時のような状態ではありませんでした。ここまでAndroidでまともに再生できるレベルに持ってきたのには感心しています。
まとめ
当初は私もやや否定的でしたが、今は買ってよかったと思っています。理由はやはり音が圧倒的に良い。その要因のひとつとなっているMDR-NWNC200がZシリーズのみの対応なのもポイントです。
そしてタッチパネルによる直感的な操作性。もともと今のウォークマンのUIのベースはXシリーズから始まったタッチ操作前提になっているのも理由かも知れません。私はAndroidはアプリケーションの開発もするほど慣れ親しんでいるのもあり、タッチやAndroidの操作についても違和感もありません。
今まで複数のAndroid端末を所有した時期もありましたが、Sony TabletでさへSとPシリーズでもPばかり使っているなど、あまり使い分けができませんでした。結局Androidって最新機種ばかり使ってしまうんですよね。ただ、ウォークマンZはミュージックプレイヤーとしてはっきりと使い分けができそうです。言うならば、ミュージックプレイヤーがAndroidだったと言うのが適切でしょうか。
細かいレビューは今後随時追加していきます。
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とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
by 株の購入 (2012-01-31 14:35)