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Chromebook (Samsung Series 5) レビュー [SONY以外のデジモノ]

ついに登場した Chromebook そう、AndroidでOSの分野でも快進撃を続けるGoogleが開発したWebブラウザChromeをOSにしたChrome OSを搭載したノートパソコンです。

今回はそのSamsungが手掛けたSeries 5 を触る機会があったので、どんなものかレビューしたいと思います。

パッケージ

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パッケージは本体のサイズにしてはやや大き目でした。

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中は極めてシンプル。いきなり本体があり、ACアダプターとD-subのディスプレイ出力のケーブルが入っていました。

外観

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SAMSUNGロゴとchromeのロゴだけがある極めてシンプルな作りです。本体はツルツルして指紋が付きやすいタイプですが、カラーがホワイトなので全く目立ちません。

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これがchrome bookの証。

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裏側。intel入ってる。Atom搭載です。裏側も物凄くシンプルで、デコボコしていません。

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本体の回りを見ていきます。こちらは後ろからみたところ。ヒンジ部分ですが、すっきりしています。

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本体左側。USBとSIMカードスロットがあります。

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SIMカードはこのように蓋で覆われています。

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本体右側はACアダプターを刺すコネクタと、ヘッドホン出力、そして、D-subのディスプレイ出力ポートとUSBが蓋で覆われていました。

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結構カバーが頻繁に使われて、コネクタ類は隠されており、シンプルな印象が本体から伝わってきます。

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また本体手前にはSDカードスロットがありました。

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本体を広げたところ。本体の中もかなりシンプル。Webカメラも搭載されています。

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言ってみればネットブックみたいなものですが、シンプルに徹していてOSのテーマと一致していると思います。

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言い方は悪いですが、チープなMacbookと言った印象。

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キーボードとタッチパッド、パームレスト部分のアップ。

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キーボードはもちろん英字配列です。少し売ってみましたが、この手のネットブックにしてはかなりデキは良いと思いました。DSC00926

 

小さすぎず、そこそこの固さとストロークがあり、アイソレーションタイプで打ちやすいと思います。

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タッチパッドはモロにMacのパクリです。デザインはもちろん、2本指でのスクロール操作など、操作性もかなり意識しています。

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ヒンジ部分はこんな感じ。真ん中で支えるタイプ。

VAIO Zと比べてみると

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13インチのVAIO Zの方が高さが低いと言う事実。

OS

さて、気になるのはそのソフトウェア周りだと思いますが、本当に起動したらChromeが広がっているだけで、それ以上でもそれ以下でも無いと言った感じです。

ブラウザのchromeと異なる点をいくつか挙げていきましょう。

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右上にはバッテリー残量やWi-Fiなどの電波のステータスが表示されていました。

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基本設定などはほぼ同じですが、

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アクセスポイントを設定する画面などが存在しています。

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コンソールを表示する事は可能です。これはボタンひとつで切り替え可能でした。逆に言うと、他にはこれしかできないです。

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本体を閉じた状態から広げると瞬時に起動します。起動は本当に早い。VAIO ZやMacbook Air と比べても明らかにchrome bookの方が早かったです。おおよそ6秒ぐらいで起動します。

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しかし、かならずログイン画面で止まってしまいます。オートログインできないので、実際に使うまではオートログイン可能なMacや高速起動が可能なWindowsの方が早いかも知れない。せっかく早いのに勿体ない。

ただ、ブラウザだけとは言ってもgoogleは色々手を打っています。

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chrome ウェブストアの展開によるアプリケーションのインストールのし易さを提供していますし、人気ゲームのHTML5化なども促進しています。

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昨今のクラウドブームなどの後押しもありますしね。

まとめ

本体はAtom搭載のネットブックとコンセプト的にはほとんど変わらないのですが、OSの持つシンプルさをうまく表現していると思いました。悪く言えば、Macbookの廉価版みたいなデザインですが、良くも悪くもサムスンらしいです。

OSに関しては起動の速さはまさしく未来を感じますが、できるのは本当にブラウザでできる事だけ。ブラウザベースのアプリケーションはHTML5やクラウドと共に急速に広まっていくでしょうが、果たしてそれだけで全てが解決するのか?今後を見守っていきたいOSだと感じました。少なくとも現状ではブラウジングだけならタブレットで別に良いような?気もしてしまいますし、やや出てくるのが遅かったような中途半端な感じは否めなかったです。

個人的にはWindowsとデュアルブートな環境があれば、ユーザーにとってもベストな気がしました。




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