ソニーのBDレコーダーの新機種が発表された。 [BRAVIA/BDレコーダー]
先日、ブルーレイレコーダーの新モデル5機種が発表されました。
これは各メディアでも取り上げられているので、ここでは私的な感想を。
ブルーレイディスク/DVDレコーダー - Sony Style
まず見た目ですが、最上位機種であるBDZ-EX200 以外は一段と薄くて小さくなりましたが、前面のアクリルフロントドアが無くなってちょっと高級感が無くなってしまいました。
個人的にあのアクリルフロントドアのデザインは好きだったので残念な感じです。実物見てないですが、写真の感じではかなりダサくなってしまいました。
機能的には前モデルと目立った大きな変化は無い感じですが、今までW録画でも録画1でしかチャプターが付けられなかったのが、録画2でも付けられるようになりました。これを大きいと感じる人も多いようですが、私はそれほど録画2を使わないので、そうなのかぁと言う感じです。むしろ期待していた録画2でのAVC変換録画は非対応でDR録画のままになっています。
スカパーHDとの連携は嬉しい人には嬉しい機能でしょうが、スカパーを見ない人にはどうでも良い機能ですよね。
あと、今まで上位機種にしかなかった「おでかけ転送」やDLNAサーバー機能がそこそこの価格帯まで降りてきてくれたのは歓迎できます。この二つの機能は使ってみて便利さが分かる機能なので、なかなか一般消費者には分かってもらえないかも知れませんが、この機能で指名買いも確実にあると思います。
画質に関してはBDZ-EX200 は飛びぬけて気合が入っていますが、他はボチボチ。CREASがCREAS 2になってもあまりピンと来ません。そして、私個人的にはそんなに重要かな?とも思うのですが、市場でのパナソニックに対抗してフルHDの長時間録画機能も追加されています。実際には撮っては消すの作業が中心なので、わざわざ汚くなってしまう長時間モードで撮ることなんてほとんど無いんですけどねぇ。
後は、初心者向けへの「らくらくスタートメニュー」が特徴ですが、これはVHSなどからの買い替え需要に向けての取り組みなんでしょうね。2011年の完全地デジ化でVHSからDVDを飛び越えてブルーレイに買い替えと言う家庭は意外に多いと思います。それなら、VHSと一体型みたいなのも作っちゃえば良いような気もします。
と、あまり肯定的な意見が無い感じになってしまいましたが、それだけSONYのブルーレイレコーダーは現状でかなりのレベルにまで到達しているんですよね。それ故にあまり大きな変化が無かったので、ちょっとガッカリだった訳でもありますが、上位機種でしか実装されていなかった機能が下がってきているので、良い物が安く買えるようになったと思います。
私は今、BDZ-T70を所有していますが、T-70を売り払って買い替えるとするならば、BDZ-RX50 かなぁ。BDZ-T70を使っていて不満を感じる部分
1.DLNAがない2.おでかけ転送がない3.録画2でチャプターが作れない4.録画2がDR固定。5.DVDが汚い。
の”録画2がDR固定”以外を解消してくれています。ただ、それなら前モデルのBDZ-X95の方がデザインも好みで今なら価格も下がっているので十分な気もしますが、今回からおでかけ転送の対応デバイスが増えるので、今後出てくると思えるソニエリのアンドロイドケータイとの連携を考えると悩ましいところです。
SONY 地上・BS・110度CSデジタルハイビジョンチューナー搭載ブルーレイディスクレコーダー HDD500GB BDZ-X95
- 出版社/メーカー: ソニー
- メディア: エレクトロニクス
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